2005年1月15日(土)。
青春18きっぷを使って行って参りました。折から雪の天気予報で外に並ぶのが嫌だったので、8時には着いていようと思っていたのを急遽変更して9時50分頃着くように電車に乗りました。
この日は相互リンクしている「きんちゃんの駅弁倶楽部」のオフ会もあったため、鳥取から砂丘の白兎さんも上京。すでに7時15分から並んでいました。白兎さんから掲示板に次の書き込みが。
「7時15分、京王百貨店正面入口前到着。去年と違って冷たく湿った、まるで山陰の雨が降っており、座って並ぶ者無し。その代わり、隣の地下入口の階段に、自分入れて只今5人。」
8時半過ぎにメールで白兎さんに状況を聞くと、冷たい雨が降っているせいか人出は昨年よりもかなり少なく、整理券も配っていない様子。これでひと安心。
9時50分、京王百貨店に到着。正面玄関には150人くらいいました。一番前に砂丘の白兎さんの姿を確認。しかし、声がかけられない。
10時開店。みんなエレベーターに小走り状態。一番奥のエレベーターで白兎さんと合流。7階催事場に向かいます。
今年の京王駅弁大会のテーマは「対決」。陸と海で豚(トントン)対決、鯛対決が繰り広げられます。
摩周駅『摩周の豚丼』
vs
出水駅『かごんま黒豚弁当』
長崎駅『御飯の鯛めし弁当』
vs
西明石駅『どんなもん鯛』
この4つの駅弁にローカル線応援ということで、
静内駅『日高つぶめし』、アンコール出店の
厚岸駅『かきめし』を入れた6つが今回の目玉ということになります。私のターゲットは『かきめし』以外の5つ。
初日の1月13日の実演売り上げベスト5は、
1位 森駅
『いかめし』
2位 米沢駅
『牛肉どまん中』
3位 摩周駅
『摩周の豚丼』
4位 西明石駅
『どんなもん鯛』
5位 宮古駅
『いちご弁当』
ということでしたから、摩周と西明石から攻めていきます。さすがに摩周は人気が高く、開店直後でも1分ほど並びました。摩周駅弁の掛け紙は
白糠の道の駅弁「この豚丼」に雰囲気(赤色基調と文字の感じ)が非常に似ていると思いました。
続いてとなりの出水駅弁ブースへ。薩摩芋を手際よくごはんの上に載せていきます。ここも難なくクリア。白兎さんとここでいったん別れました。
3つ目は西明石。陶器系の駅弁はあとの処理に困るので、実はあまり好きではないのですが、この第40回京王駅弁大会のために作られた駅弁と言うことなので買うことに。そして、長崎、静内は並ばずに買えました。まだ催事場に突入してから3分くらいしかたっていません。すべてが計算以上にうまくいっています。
最後に輸送駅弁コーナーへ。ここは前夜に白兎さんが手に入れた秩父鉄道「パレオエクスプレスSLべんとう」がターゲットです。また、新潟中越地震の長岡駅弁
「もぉ〜舞っちゃう」もどう売られているのかが気になります。さらによく「駅弁の小窓」サイトに遊びに来てくださる駅弁屋さんたちの様子も。ちなみに松阪駅の駅弁
「特撰元祖牛肉弁当」は開店直後で九州方面の輸送駅弁が到着していないためか、空弁のすぐ横「九州」のコーナーに置かれていました。
秩父と相生
「瀬戸のしゃこ舟寿し」を買い、お休み処で白兎さんと朝食。私はもちろん重くて処理に困る西明石駅『どんなもん鯛』を食べ、陶器は白兎さんにもらっていただきました。
そうこうしているうちに駅弁オフ会の集合時間の11時が近づき、いったん新宿駅へ。
ここでは「きんちゃんの駅弁倶楽部」の常連の方々とお会いすることができましたが、私はもともと次のさいか屋訪問という目的があったため、30分でお別れしました。
そして、2005年1月19日(水)。
この日は平日でしたが、前半戦の最終日でした。
玄人は開店と同時に整理券の必要な豚々拍子・タイガース勝めし・近江のおいしい鴨めし・豚トロ弁当の各駅弁をおさえに中央の案内所へと向かっていました。私は興味なかったので、宮古「いちご弁当」、松阪駅「モー太郎弁当」などをゲットして、そそくさと退散。
ここからは1月15日に逆戻り。
11時30分。新宿駅から湘南新宿ラインで藤沢に向けて一直線に走ります。ここではさいか屋の駅弁大会が開催され、名寄駅の輸送駅弁が2つ来ているのでチャンスがあれば買いたいと思っていました。
さいか屋は駅弁大会を2週間で実施しますが、1週間ずつ第1弾、第2弾とに分け、総入れ替えをします。今年は12日〜18日、19日〜25日に分かれています。こういうシステムはたくさんの種類に触れることができるので嬉しいですね。
さて、さいか屋藤沢店の7階催事場に着いてみると、お昼時であるにもかかわらず、京王と違ってさほど混んでおらず、ゆっくりと見て回ることができました。実演も森駅や厚岸駅、高崎駅、小倉駅など、京王とダブっていますが、これらの人気駅弁は並ばずに買えます。横川駅「峠の釜めし」もあったかいものが並ばずに買える状態でした。
さっそく名寄駅
「ニシンカズノコ弁当」、
「牡蛎帆立弁当」を探します。13時前という微妙な時間帯でしたが、一番奥の方にあった「直送駅弁コーナー」にて余裕でゲットすることができました。やはりここでも雨が降り、寒かったというのが功を奏したようです。
直送駅弁コーナーをしばらく眺めていると、岡山駅
「栗おこわ弁当」は売れ行き好調で残り1個となっていました。また、実演の森駅「いかめし」は京王でもそうでしたが、どうやらパッケージタイプから掛け紙タイプに戻ったようです。
30分ほどいて、結局購入したのは名寄駅の2つだけでしたが、第2弾にも訪れる予定です。
はい、1月19日の第2弾です。
今回は平日だったにもかかわらず、ほぼ完売状態。峠の釜めししか残っていないというのがオドロキです。京王は上の階まで並んでましたからね。
さすがに初日は甘くないなあと思ったのでした。
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