下は2011年4月17日、東京駅の中央通路「駅弁屋旨囲門」で購入した宮古駅「いちご弁当」1200円。
東日本大震災復興支援の一環として2011年4月16日、17日の2日間、東日本を中心に各地の駅弁を約90種類取り揃えた駅弁大会が東京駅で開催され、その目玉として被災した宮古の魚元の代表的な駅弁「いちご弁当」が各日80個限定で販売されました。下のラベルの販売者には「有限会社 魚元ND2」とあり、これはOEM商品を意味しますが、魚元の工場は津波に襲われ、魚市場も流されたため仕入れもできないため、「工場とは別の場所にあった冷凍の材料などをかき集め、都内の作業場を借りて製造」したということで、食料を必要とする被災者が溢れている宮古で作って東京に持ってきたわけではないと知り、かえって安心しました。
魚元の女将さんは「(被災した)宮古のことで頭がいっぱいで、最初は迷った」ということですが、出品したことで被災地の人々に復興への勇気を与え、それを支援する人々にも希望を与えたことでしょう。
下の「いちご弁当」は1999年1月9日、京王駅弁大会で購入。
下の画像は2005年1月19日、京王駅弁大会で購入したもの。「いちご」とは、雲丹と鮑を使った三陸地方の郷土料理です。
雲丹そぼろが敷き詰められ、さらにアワビのスライスが4枚。贅沢きわまりない駅弁です。
下は2009年1月18日に京王駅弁大会で購入した「三陸海の華」。1500円。
4分割の容器に「いちご弁当」のアワビとウニ、カニとイクラ、ホタテ、鮭フレークが入った豪華なお弁当です。
寿司飯と炊き込みご飯がスクランブルする配置です。
下の掛け紙は「海女弁当」。その下の画像は2005年1月19日、京王駅弁大会で「海女弁当」の実演の様子を撮ったものです。
「海女弁当」はイカ、ズワイガニ、はらこ、焼き雲丹なども入っています。
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