冬の道東・旅駅弁 〜おまけ・新作小樽駅弁〜
2007年11月下旬に北海道キヨスク(札幌)が、朝里駅前「浜の寿し処あさり家」とコラボで開発し、JR小樽駅のキヨスクで限定発売した「小樽燻煙さんま棒寿し」、「小樽燻煙さば棒寿し」各1200円を、札幌在住のActyさんの御厚意で2007年12月22日にゲットし、23日に賞味しましたので報告いたします。なお、すぐ下の写真は「浜の寿し処あさり家」のご主人の御厚意でいただいたものです。
まずは
「小樽燻煙さんま棒寿し」。燻煙(くんえん)をかけたサンマを日本海の風で熟成させたスモーク寿司です。秋刀魚を下ごしらえし、桜とナラのチップで四時間燻煙した後、低温で半日熟成させるそうです。
巻かれているのは昆布ではなく、海苔です。磯の香りがして、それだけでも美味しいですが、燻った秋刀魚の味は生臭さが消え、何とも言えない深みが増していて、寿司としてはもちろん、酒の肴としても抜群だと思いました。洋酒のオードブルとして出しても違和感ありません。
次に
「小樽燻煙さば棒寿し」。こちらは
米子駅「吾左衛門燻し寿司 鯖」と比較ができますが、鯖特有の旨味と燻煙、海苔の風味が見事にマッチして、米子のようにエクストラバージンオリーブオイルとペッパーをかけなくても、十分それだけで美味しいと思いました。もちろん、醤油などは一切かける必要ありません。
青魚でもある「鯖」そのものはどうしても嫌だ、という人にも、その独特な味をオブラートに包んだような燻した鯖ならば、全く問題なく食べられること請け合いです。
これらの駅弁は小樽駅のスーベニアキヨスクで毎日5本ずつ、朝9時半頃に入荷するそうです。また、朝里駅前「浜の寿し処あさり家」0134−54−0067では事前に予約しておけばいつでも手に入ります。今回のActyさんは「あさり家」で直接受け取ったそうです。
なお、消費期限は調整から24時間だそうですが、もう少し(48時間ぐらい)熟成させるとさらに美味しくなるのではないかと思いました。
米子駅「吾左衛門燻し寿司 鯖」の消費期限は3日くらいありますし、この「小樽燻煙寿し」も鮮度的には全く問題ないと思いますので、試してみたい方は個人の責任においてされるとよいかと思います。ちなみに私は24時間後に2切れずつ賞味し、48時間後に残りを家族と一緒に賞味しましたが、味わいが深くなり、とても美味しくいただきました。下は2011年12月25日、小樽駅キヨスクで購入した
「小樽燻煙さーもん棒寿し」980円。いつのまにか燻煙サーモン寿司まで登場していました。
燻煙の香りが好きな私は大満足。醤油がついていますが、やはりかけなくても十分に美味しいと思います。
2011年12月25日はこんな感じで売られていましたが、値段がそれぞれ980円に値下がりし、消費期限も1日に変更になったようです。
下の画像は2007年3月3日に撮影した、朝里にほど近い日本海の風景です。
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