四国オトコ駅弁の旅〜その2〜
2008年7月27日、高架化が完成した高知駅にやってきました。しかし、肝心の駅前はまだ更地のまま。高知の駅弁は下の画像のような「かつおたたき弁当」、魚を丸ごと姿寿しにした「鯖の姿寿し」「かますの姿寿し」など、まさに豪快な「オトコ駅弁」が目白押し。で、今回はシンプルながらごはんに混ざったカツオの旨味がストレートに味わえる480円の「かつおめし」を買おうと考えていましたが、夏場は傷みやすいので作らないのだとか。しかし、幸運なことに同じようなお弁当がキヨスクにありました。
それがこのお弁当。「鰹めし」530円。あんどうの「かつおめし」は掛け紙がないのですが、こちらにはあります。しかも、50円高いのですから、より駅弁らしい体裁と言えそうです。
土佐くろしお鉄道阿佐線の車内で、太平洋を眺めながらいただきます。まさしく海の幸です。調製元は土佐丸ヤマホフードサービス。
鰹を混ぜたほんのり甘めの醤油味ごはんの上にはカツオの角煮がごろんと3個。肉団子もカツオかマグロかという魚の味がしました。玉子焼きも優しいお味。その他、刻み海苔、胡瓜の漬け物。とにかく、ごはんがうまい。決して派手ではなく、むしろ地味で素朴ですが、素材のうまさを直球勝負で味わえる「オトコ駅弁」として認定していいかなと。
中村行きの特急「南風」が入線してきました。アンパンマン車両です。今回はバースディきっぷを使用しているため、グリーン車でゆったりと快適な旅を続けます。
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