左は昭和16年〜20年。昭和17年か。
この駅弁掛け紙は亀山駅・寶来軒さんの「代用食 肉入饅頭」です。これは戦時中に米が不足し、ごはんの駅弁が作れなくなったため、饅頭の中に肉を入れてお弁当とした、いわゆる「代用駅弁」です。物価の高騰を抑えるために政府が昭和16年に決めた停止価格20銭での販売でした。
当時は同じく
亀山駅「おいも辨當」
や
中津川駅「そば海苔巻き」
、
沼津駅「はぶたへもち」
など、または「野菜パン」などのように、米を用いない代用食の駅弁が売られていました。
左は大正後期か。サイズはタテ15p、ヨコ6pです。
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