若狭湾の駅弁を訪ねて〜その2〜

2014年5月4日、天橋立を見た後、宮津駅を訪問。北近畿タンゴ鉄道では2013年7月20日〜2015年3月31日の期間限定・事前予約で13種類の「えきべん」を各駅受け取りができますが、宮津駅のキヨスクで見た駅弁は。。。

     

上の画像は北近畿タンゴ鉄道宮津駅のキヨスクにある駅弁販売棚。ここも天橋立駅キヨスクと同様、3種類の駅弁があり、このうち北近畿タンゴ鉄道公認の「えきべん」は1種類でした。「天橋立 丹後の笹寿し さっさ」977円のみです。ちなみに北近畿タンゴ鉄道公認の「えきべん」13種類の内訳は、木津温泉駅「おまかせ丹後の海鮮どんぶり」1000円、丹後大宮駅「丹後ばらずし 2個セット」1000円、丹後大宮駅「丹後ばらずし ミニ 白米」500円、「丹後ばらずし ミニ 古代米入」500円、網野駅「ばら寿司」840円、丹後大宮駅「丹後のばら寿司 はしたて風景」1000円、宮津駅、天橋立駅「いわし鮨」900円、宮津駅、天橋立駅「笹寿しさっさ」950円、宮津駅、天橋立駅「丹後の焼き鯖寿司」950円、木津温泉駅「口福弁当」1500円、宮津駅、天橋立駅「うみゃー 丹後の笹寿司1000」円、丹後大宮駅「丹後七姫野菜寿司」1000円、大江駅「鬼ぎり弁当」600円で、木津温泉駅「おまかせ丹後の海鮮どんぶり」が2014年4月の消費税増税(8%)により150円の値上がりをしました。これらの「えきべん」は2014年4月現在では3日前までの北近畿タンゴ鉄道サイト予約する必要があり、「丹後あかまつ号・丹後あおまつ号」の車内で、列車が指定された駅に停車した際に、駅ホームもしくは車内で受け取りすることが出来るそうです。

     

上と下は北近畿タンゴ鉄道公認の「えきべん」ではありませんが、2014年5月4日に宮津駅のキヨスクで購入した「、但馬牛の甘辛旨口べんとう」1050円。調製元は丹後市丹後町にある料理旅館、三養荘。

     

掛け紙には「ふっくら炊いたコシヒカリ 薫り高いお肉の饗演」と書かれています。ご飯は京丹後米。その上に錦糸玉子とコンニャク、生姜、そして但馬牛。

     

続いて次は、2014年5月4日に宮津駅のキヨスクで購入した「名代かにずし」950円。これも北近畿タンゴ鉄道公認の「えきべん」ではありません。調製元は丹後市丹後町にある料理旅館、三養荘。

     

みずみずしい松葉ガニ(ズワイガニ)の抜き身が京丹後米の寿司飯の上に敷かれた錦糸玉子のそのまた上に散らされています。彩りにグリンピースも。容器は紙ですが、竹筒をイメージしています。

     

かに肉の保存状態が良いのか、食べて良かったと思わせるみずみずしさ。量的にもこの価格なら良心的と言えるでしょう。

     

さて、その後、西舞鶴駅に行きました。駅前の鶴寿軒の店舗にはシャッターが降りていますが、今もって「駅弁マーク」が燦然と輝いていました。「小鯛雀寿し」「丹後寿し」などと書かれた看板だけは健在でしたが、駅弁は過去のものとなっています駅弁の復活を望みたいところですが。。。キヨスクにも惣菜弁当が1種類あったのみで、駅弁らしきものはありませんでした。なお、東舞鶴駅の調査は、今回は出来ませんでした。

      

さらに、小浜駅にも立ち寄りました。しかし、かつて日本一長い名前の駅弁と言われた「御食国(みけつくに)濱のかあちゃんのまごころ焼き鯖(さば)そぼろ寿司(ずし)弁当」そのものの影はなく、キヨスク店員の話によると、小浜駅の駅弁は責任者が変わったため、なくなったとのことだそうです。また、小浜駅構内のキヨスクでかつて販売されていたはずの「焼鯖鮨」もなくなっていました。仕方なく「オバマまんじゅう」を買いました。若狭湾の駅弁は北近畿タンゴ鉄道以外、まさに風前の灯火となりつつあります。

      

若狭湾の駅弁として最後の望み、敦賀駅へと向かいます。

 トップページへ戻る 近畿の駅弁リストに戻る 

 駅弁行脚インデックスページに戻る 

 この旅のフィナーレを見る