鯖街道としても知られる、日本海に面した若狭湾の西舞鶴駅・鶴寿軒柿の葉鯖鮨」。親潮にもまれ、脂がのっている鯖をじっくり調味酢に漬け込み、柿の葉で包むことで香り、旨味が増しています。しかしながら、2005年3月で駅弁から撤退してしまいました。とすると、加賀温泉駅「柿の葉ずし」あたりにバトンタッチさせなければ。。。

一方、太平洋に面した和歌山港で水揚げされる鯖。酢でしめて渋柿の葉で包み、大和路の山家まで運ばれる保存食です。柿の葉で包まれることで風味豊かに仕上がった、それが吉野口駅・柳屋「柿の葉寿し」です。

どちらも伝統の味。海の幸と山の幸とがうまく調和して音楽を奏でるような、そんなすし駅弁です。


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こちらは待ったなしの老舗対決。和歌山港の鯖か若狭湾の鯖か。近畿勢同士、南北の勝負。がっぷり四つのガチンコ大一番です。
柿の葉すし対決