三陸縦断駅弁の旅
〜その3〜
2006年7月30日、8時11分に八戸駅を発車した「リアス・シーライナー」は順調に八戸線を走破し、久慈駅を10時に出発してからは山あり海ありの三陸鉄道北リアス線を快走しています。この車内で限定オリジナル弁当と出会いました。
この列車には退屈しない工夫がいろいろと施されています。ビデオ上映やトンネル内のイルミネーションなどです。特にイルミネーションは進行方向右側にしか座れなかった私にとって唯一の救いとなりました。
上はリアス・シーライナー車内で掲示されていたポスターです。上り仙台行きリアス・シーライナーには車内販売で2つの弁当があるものの、掛け紙がないという情報を予め聞いていたため、高い方の「三陸特製まるごと弁当」1種類だけ事前に三陸鉄道0193−62−8900で予約していました。また、久慈から乗車した車内販売員にもこれらの弁当には掛け紙がないことを確認していましたので、私の興味関心はこれらのお弁当の中身に集中していました。し・か・し、田老(たろう)駅で交換した下り列車から積み出された弁当を見てびっくり。2種類とも掛け紙がありました。
2006年7月30日購入。
「リアス・シーライナー弁当」。予約しなかった安い方、1000円です。鯖寿司の鯖がうまいですよ。他に花シュウマイ、イカ、鮭、玉子焼きなど。焼きおにぎりに鮭ワカメおにぎりでボリュームも満点。田野畑駅あたりから乗ってきた岩泉乳業の牛乳やヨーグルトを買って一緒にいただきました。
2006年7月30日購入。
下が予約しておいた風呂敷包みが豪華さを予感させる「三陸特製まるごと弁当」1500円です。調製は宮古駅弁の魚元でした。
かなりぶ厚いうなぎ寿司、焼きホタテ、イカフライ、ちくわの磯辺揚げ、シュウマイ、鮭、茎ワカメなど。
まもなく三陸鉄道北リアス線の終着駅、宮古に到着します。「さんりくトレイン宮古」号が停車中。
宮古駅着12時5分。三陸鉄道のマスコットがお出迎え。そして社員の方々に見送られました。
宮古から釜石までは運転士も車掌も交替し、JR釜石線を走ります。
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