鳴子温泉です。
2005年9月17日購入。

鳴子温泉行きの気動車に乗って、ちょうどお昼頃に到着しました。新庄行きの次の列車までには1時間もあります。

昔、この駅には駅弁「きのこ弁当」があり、私も立ち売りから買ったことがありました。しかし、現在ではそのかけらもありません。観光案内所で日帰り入浴のできるところを紹介してもらい、駅前を眺めるとそこに「お弁当」の文字が。行ってみると、肉屋のほか弁屋「しばさき」でした。
ありきたりのメニューを見て駅弁ではないことを確認し、帰ろうとすると、女主人さんから地元の山菜を使った弁当があると言われ、怖いもの見たさも手伝って525円で購入。店の名が付いた掛け紙がつきました。

牛肉煮は仙台牛を使用していると言われ、確かに柔らかくてさすがは肉屋の作る惣菜弁当だと納得。鯖の竜田揚げあんかけソースも柔らかくてうまい。中身のおかずは山菜ベースで毎日替わるのだとか。

このお弁当を日帰り入浴温泉の休憩処で食べていたら、後からきたおばさん連中も同じ弁当を食べだしました。きっと人気があるのでしょう。私はこの弁当を今のところ「駅弁」とは認めませんが、鳴子温泉にお越しの節は駅前の「しばさき」で買って、風呂上がりに食べてみてはいかがでしょうか。




南東北駅弁行脚その2



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