仙山・南岩手の味な旅
〜その4〜
2007年4月14日より「こがねふかひれ号」の運行開始に伴い、JR気仙沼駅のキヨスクで「纜(ともづな)弁当」が1000円にて販売開始されました。1993年に「あわび飯」などが消えてから14年ぶりの駅弁復活です。
仙台から快速「南三陸1号」に乗り、
かつて駅弁が一時的に売られていた大谷海岸駅(画像右)などを通り、約2時間で気仙沼に到着。
2007年5月13日、気仙沼駅のキヨスク(0226−22−5370)で予約して購入した「纜弁当」。
2004年10月に開かれた気仙沼・本吉地方「産業まつり」で登場して以来、2006年には1万食を超える注文があるなど、これまでの販売実績が認められて、晴れてキヨスクでの委託販売契約が成立したようです。地元で評判の駅弁だけに、定着する可能性は高そうですね。キヨスクの前ではパンダがお出迎え。
「纜(ともづな)」とは、船と陸とを結ぶ大綱のことだそうです。内容は気仙沼を代表する地場産品のビンナガ、フカヒレ、サンマなど9品目。価格は1000円。平日は10個程度、休日は様子を見ながら増やしていくとか。
掛け紙を見ると、9業者集まった気仙沼コンベンションビューロー協議会 御弁当サプライヤー委員会が開発したお弁当ですが、今回の製造者はその中の1つである「菅運スーパーじゃんボ」と書かれ、販売者は「いこま」となっていました。
掛け紙は全部で4種類あります。この日のキヨスクには上の写真タイプのもの2種類が出ていました。なお、下の2種については御厚意により写真を撮らせていただきました。
中身はひとことで言うと、サメも入る海鮮を中心とした駅弁です。ふかひれコロッケ、ふか肉中華風ピリ辛炒め、ホタテ稚貝煮、サンマの艶煮、海藻の酢の物、地鶏バジル焼き、茄子などの手作り煮しめなどなど。
中でも「ともづな巻き」と呼ばれる気仙沼産の尾長マグロのハラスを握り昆布で巻いたものがメイン。トロトロで本当に美味しいですよ。
笹巻きデザートはカスタードクリームの葛餅でした。これだけの内容があって1000円はお買い得です。地元で人気が出たのはわかる気がします。
一ノ関行きの快速気動車「スーパードラゴン」が入線してきました。この駅弁「纜弁当」を持って、再び車中の人となります。
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