仙山・南岩手の味な旅
〜その1〜
2007年5月12日、山形新幹線の赤湯駅に駅弁が登場したというウワサを聞きつけて、訪問してみることにしました。東京での所用を終え、「つばさ」に乗り込んだのが13時過ぎ。赤湯に着くのは15時半をまわってしまい、売り切れが予想されたため、事前に予約して臨みました。
2007年5月12日、赤湯駅で購入した「特製かつサンド」。なお、この下の画像は山形駅で撮影しています。
天竹豚を食材にしたヒレカツ、メンチカツに、エビカツが入ったオリジナルなカツサンドです。
赤湯駅構内にある「うきたむ」で販売。事前に予約(0238−47−4432)していたので買えましたが、私が訪れた15時半過ぎでは通常販売はもう売り切れておりました。思わず胸をなで下ろします。
この駅弁サンドイッチは2006年末ころより売り出されたと言うことです。詳しくは下方の新聞記事をご覧下さい。
宿泊したホテルにあった電子レンジで温めて食べてみると、肉がとても柔らかく、ペースト状かと思わせるほどでした。味も申し分ありません。
パンはもちもちしていて弾力があり、挟んであるキュウリの食感も楽しく、とても美味しいカツサンドです。ヒレカツには調製元である竹亭さんの焼印が押してあります。
下は私が訪れる2ヶ月前の2007年3月24日、はやしさんが赤湯駅で購入した「特製かつサンド」。貴重な画像どうもありがとうございました。
下は2007年3月24日、はやしさんが赤湯駅で購入した「炭火焼特製豚丼」。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。
「赤湯駅に「うきたむ」という店舗が出来ていてこちらで駅弁を販売されています。市内の竹亭さんの経営でこちらで調製されて運ばれてくるそうです。」
「営業は6時50分〜18時位で売れ具合で早まります。実は駅の市所有部分を借りている為、構内営業者ではない様です。下は店舗の紹介記事を御厚意によりいただいたもので、地元でかなりの反響があるそうです。今回は列車に乗り合せた方に情報をお聞きしました。」
そして、下は2007年5月12日、赤湯駅で購入した「炭火焼特製豚丼」。下の画像は奥羽本線中川駅に停車中撮影しました。掛け紙は赤湯(南陽市)に広がる山形盆地の航空写真。強いて要望を言えば、「赤湯駅」、あるいは「赤湯駅弁」、「赤湯駅構内」などと印刷してあると、より駅弁らしくなるのですが。。。「かつサンド」同様、今後に期待します。
店長さんには「ピーマンを取り出し、電子レンジで温めて食べるとおいしいですよ。」と言われたのですが、待ちきれなくなって、山形に向かう普通電車の中で食べてしまいました。温めなくても十分に柔らかく、味も染みこんでいて脂っこさもなく、まさに匠の技ですね、これは。
左下は田植え間近な山形盆地の車窓。右下は山椒をかけた様子。風味が増してさらにおいしくなりました。
「炭火焼特製豚丼」と「特製かつサンド」を販売する赤湯駅構内の「うきたむ」では地場産品の販売も始めたようです。中でも店長のオススメはこれ、下の画像の「つの巻」。藤屋さんで作られているそうです。これは一般的に「笹だんご」とか、「笹ゆべし」と言われるものでしょうか。米ときな粉と砂糖を混ぜて、胡桃を入れて蒸したのかな? 味噌の味もするような。。。全く甘くなくて、とても美味しかったです。
「炭火焼特製豚丼」と「特製かつサンド」という駅弁、そして「つの巻」などの特産品を山形新幹線赤湯駅でどんどんアピールして、地域の活性化につなげられるといいですね。
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