アンパンマン列車の旅(その2)
2006年2月12日、
高松駅からアンパンマン列車である特急「いしづち」13号に乗って、川之江駅まで来ました。
この車両にはところどころにアンパンマンのキャラクターが描かれています。上は天井。車内のチャイムもアンパンマンの主題歌です。このアニメの原作者である「やなせたかし」さんが四国・高知出身であることから、1999年10月よりキハ185形式特急気動車にアンパンマンのイラストを施して、土讃線特急「南風」「あしずり」でデビューしたのがはじまりです。2006年現在では、予讃線、高徳線にも走っています。
さて、川之江駅の駅弁を見てみましょう。
2006年2月12日、予約して川之江駅ホームの「いしづち」13号乗車口デッキで購入。
讃岐うどんの出汁にも使われる「いりこ」を炊き込みご飯にしています。松山駅「醤油めし」にも勝るとも劣らないごはんの深い味わいが堪能できる秀作駅弁だと思います。ごはんがおいしい駅弁というのは本当に嬉しいです。このごはんにはこんにゃくやはんぺんなどが一緒に炊き込まれています。また、ごはんの上に載っているいりこは濃厚な味で、これならなるほどいい讃岐うどんの出汁が取れるのだなあというのがよくわかります。
おかずにはすき焼き風牛肉煮、味付け玉子、高野豆腐、いりこ?、きす?の天ぷら、昆布巻き、蒲鉾、玉子焼き、有頭海老、椎茸や人参の煮物、奈良漬けなど。どれも手作り感があるおかずです。これで740円はとても安くお買い得だと思います。
「いりこ」とは片口鰯(カタクチイワシ)のことです。出汁をとるために煮干しとして使用されることが多い魚です。
今回は特急「いしづち13号」に乗車中、川之江駅1分停車時に乗車口デッキ受け渡しで手に入れました。そのためには事前の予約が必要となります。
2005年の夏に訪れようとしながらも初歩的な計画ミスで断念しました。それだけに感慨深いです。この駅弁を手に入れるためには予約が確実です。場合によっては作れないこともあるかと思いますので事前に問い合わせてください。大平食堂0896−56−2410
一緒に購入した「四国お遍路さん」、「いなり寿し」もすばらしい内容でした。かつては予讃線特急列車の車内販売も手がけていた大平食堂さんですが、現在では廃止となり、駅売りで頑張っています。皆さんもぜひ応援してあげてください。
さて、今回の旅の目的、このアンパンマン列車の8号車をのぞいてみましょう。そこにはアンパンマンワールドが。。。
今度は6歳の息子(保育園児)を連れてきたいなあと痛感。そろそろアンパンマンに興味を失う年齢なので。。。
さらにこの旅を続ける
アンパンマン列車の旅(その1)に戻る 四国の駅弁に戻る トップページに戻る