長崎街道駅弁旅 〜その1〜
2006年12月23日。2004年以来3回目を迎えた九州駅弁ランキングでだいぶ種類が増えた長崎駅弁を調査しようと、8年ぶりの長崎空港からリムジンバスに乗り、1年10ヶ月ぶりにクリスマスムード漂う長崎駅に降り立ちました。
ここで創業明治27年という坂本屋が調製する「角煮めし」を購入して「白いかもめ」の中で賞味しました。販売はJR九州リテール。12月6日に発売された明治復刻のキリンラガービールと一緒にいただきます。
老舗割烹旅館坂本屋は卓袱料理が専門だそうです。その中でも代表的な一品である「東披煮(豚角煮)」を一口サイズに切り分けて炊き込みごはんの上に載せてあります。ごぼう、人参、椎茸で炊きあげたごはんもコクがあって大変おいしいものです。
豚の角煮と言えば、この日に長崎空港で入手した空弁「角煮カツサンド」もユニークでおいしいものでした。580円。角煮というよりもコンビーフの豚肉版というような感じで、まったりとおいしかったです。
ところで、この駅の「肉」の駅弁では、かつて鶏肉をメインにした九州の伝統駅弁がありましたが現在ではありません。下は1997年8月23日に購入した「かしわめし」。この時は家族旅行で長崎に行ったのですが、終わってみればこの一つしか駅弁を買いませんでした。当時はJR九州トラベルフーズのお弁当。鶏そぼろ、刻み海苔、錦糸玉子の三色弁当でした。
市電の走る長崎はどことなくレトロチックで、しかもハイカラなにおいのする町です。信号待ちのバスでふと車窓に目をやると文明堂のカステラ総本店があったり、中華街が顔を覗かせていたり。。。過去に2度ほど定期観光バスや観光タクシーでそれなりの観光地を巡ってはいますが、今度は久々の市電に乗り、ゆっくりと歩いて散策してみたいと思いました。
有明海を右手に、白いかもめは東へと向かって快走していきます。長崎で8年前に食べた食べた鶏の駅弁が恋しくなり、その想いを次の下車駅で果たそうかと思います。
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