南九州駅弁の旅 〜その3〜

2014年2月23日から24日にかけて、鹿児島と、隣接する宮崎、熊本の一部を旅しました。目的の1つは九州駅弁グランプリで結果的に10位入賞した西都城駅「みやこのじょう盆地物語」を食べてみたくて。

     

都城地方の産物にこだわって、肉や野菜をバランスよく盛り付けた弁当です。とってもヘルシーな感じがして、特に肉が脂っこくないのが最高です。

     

黒豚の塩麹焼、牛蒡の唐揚げ、鶏もも照り焼き、鶏つくねのきのこあんかけ、鶏肉の油みそ、海老マヨネーズ、千切り大根と人参のなます、ガネ、など。ご飯はかしわめし、梅干しとごまを載せた白ご飯。

     

下は2012年11月20日、夕張っ子さんが西都城駅前のせとやま弁当で購入した「みやこのじょう盆地物語」。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。

     

「2012年11月20日 西都城駅前にある店舗にて予約購入。900円。せとやま弁当さん。中身は、ごはん、かしわめし、煮物、がね、黒豚塩麹焼など、都城にちなんだ郷土色のあるお弁当です。」

     

ところで、西都城の駅弁には素朴で美味しい伝統的なものもあります。下は「ゆかりめし」。2004年7月24日、西都城駅のホームで予約したものを受け取って購入。2014年現在は720円です。

        

ゆかりごはんのおにぎりが3つ入っています。面白いのは、ゆかりごはんの中に山菜が混ぜられていることです。食感がよく、楽しいおにぎりですので、ぜひ一度食べてみて下さい。おかずつき。

        

話を2014年2月23日に戻して、新作駅弁として「よかおごじょ弁当」650円があります。「よかおこじょ」とは気立ての良い娘の意味。

     

「よかおこじょ」の1字ずつを取って、それが頭文字になる食材を使った駅弁でした。「よ」…よーぐると和え、「か」…からいも(都城では薩摩芋のことを唐芋と言う)、かぼちゃ煮、からあげ、「お」…おから和え、大葉とごまのおにぎり、「ご」…ごまごぼう、ごま豆腐、「じょ」…じゃがいものグラタン。

     

いかにも女性向きのあっさりした内容のお弁当に仕上がっていました。都城駅から吉都線をあとにして、日豊本線沿いに鹿児島へと向かいます。曇っていて桜島が幽かにしか見えなかったのが残念でした。

     

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