南九州駅弁の旅 〜その5〜

2014年2月23日から24日にかけて、鹿児島と、隣接する宮崎、熊本の一部を旅しました。目的の1つは最近「復刻版」が出たという出水駅「復刻えびめし」、そしてブルトレの駅弁を食べてみたくて。

     

上と下は2014年2月24日、出水駅横から少し移転して新工場を建てた松栄軒の本社で事前予約しておいた「復刻えびめし」900円。掛け紙は昭和30年代に使用していたものを復刻していました。経木の折箱を使用しているのも雰囲気があっていいですね。

     

赤海老をご飯に炊き込んでいるので、エビの出汁が効いています。おかずは薩摩揚げ、肉団子、高野豆腐、椎茸煮、人参煮、竹の子煮など。

     

出水市は冬の季節、ツルが大量に舞い降りる地としても有名です。そこで、少し足をのばして訪れてみました。すると、本当にものすごい数のツルに出会いました。

      

なんと、12000羽以上も飛来しているのですね。ナベヅルが殆どだということですが、見渡す限りツルの大群、それに混じってカラスもそれなりの数でした。

      

左下のツルはレプリカですが、その向こうに黒く点々としているのがツル。近づいていくとそろりそろりと歩いて逃げていきます。人間慣れしているという感じ。

      

さて、再び出水駅へ。肥薩おれんじ鉄道には「くまモン」のラッピング車がありました。そして、2014年2月24日、出水駅で購入した「くまもとあか牛ランチBOX」1100円。

     

全国の女の子たちが喜びそうな「くまモン」のパッケージ。そして容器。駅弁大会にあったらこれだけで買ってしまいそうですね。ひと言で言えば、熊本あか牛と熊本ブランド米「森のくまさん」を使用した駅弁ということになります。

     

内容はご飯の上に牛すき焼き、牛そぼろ、錦糸玉子、すき焼きごぼう、酢れんこん、紅生姜、高菜漬けなどが載っています。これなら子どもは喜んで食べますね。そして、使い終わった後の再利用もできるというのが嬉しいです。

     

さらに、2013年秋の「ななつ星」デビューに合わせて、2013年10月15日から博多駅に「青いながれ星ブルートレイン」シリーズとして、火曜・金曜・土曜・日曜のみ限定販売の新製品6種類、北九州駅弁当「寝台特急富士」850円、菜加川「寝台特急みずほ」1050円、中央軒「寝台特急さくら」800円、中央軒「寝台特急あかつき」980円、松栄軒「寝台特急はやぶさ」1050円、松栄軒「寝台特急なは」1050円が登場したため、そのうちの松栄軒の駅弁2種を購入しました。

     

上と下は2014年2月24日、松栄軒の本社で事前予約しておいた松栄軒「寝台特急はやぶさ」1050円。えびめし、天むす、ぶり照り焼き、みそ串カツ、抹茶ゼリー昆布の佃煮、辛子明太子、鶏の唐揚げ、玉子焼きなどが入っています。

     

もう一つ、「寝台特急なは」があります。奥のホームには肥薩おれんじ鉄道が開業10周年を迎えたという横断幕がありました。

     

上と下は2014年2月24日、松栄軒の本社で事前予約しておいた松栄軒「寝台特急なは」1050円。とりめし、黒豚炭火焼き、海老フライ、薩摩揚げ、黒豚みそ、薩摩芋のレモン煮、ぶり照り焼きなどが入っていました。

     


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