上は1980年代後半の掛け紙、下は1960年代後半の掛け紙だと思われます。

1976年以来、何度となくこの駅弁獲得に挑戦し、そのつど蹴られてきました。幕の内や普通のお弁当など、掛け紙ばかりがいたずらに増えました。今思えば、なぜ予約しなかったのだろうと後悔しています。しかし、21世紀になってやっと手にすることができました。

佐賀米のすし飯一面に錦糸玉子が散らされ、その上に蒲鉾やキュウリなどとともにムツゴロウの蒲焼きがのっています。後にも先にも、有明海の珍味ムツゴロウが食べられる唯一の駅弁でした。ムツゴロウの姿は黒く、体の表面にはまだらの斑点があり、目玉は飛び出しているという何ともグロテスクな魚。しかし、蒲焼きにするとめっぽう旨かったという噂です。


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