岡山〜天浜線珍道中
〜その3〜
2010年1月3日から4日にかけて、青春18きっぷや私鉄を利用する旅をしました。高松に宿泊した翌早朝、南海バスで一路大阪湊町バスターミナルへ。これは諸事情で予定変更した結果ですが、四国には12時間足らずしか滞在しませんでした。
4枚の画像はすべてバス車内からの携帯画像です。左上は夜明け前の屋島、右上は徳島県板野から見た日の出、左下は鳴門海峡の渦潮、右下はハーバーハイウェイから見た神戸の街並みです。
さて、名古屋行きの近鉄アーバンライナーに乗車しようとして3ヶ月ぶりに大阪難波駅の駅弁売店「箱夢」を覗くと、初めて見る駅弁がありました。大阪で大人気、通天閣の展望台に鎮座ましますビリケンさんに因んだ「BILLIKEN辨當」1000円です。
パッケージの上蓋を裏返すとビリケンさんの説明がありました。もともとはアメリカの芸術家フローレンス・プリッツが1908年に制作した像で、彼女が夢で見た神を表しているそうです。世界的なブームになり日本にもやってきた「福の神」です。
いかにも東洋人風な雰囲気のある尖った頭と吊り上がった目が特徴の子供の顔という感じですが、鶏そぼろを具にしたおにぎりの海苔で表現。足は人参をその形にくり抜いてあります。
おかずの部分は「大吉」と焼印のある玉子焼き、蒟蒻などか串刺しにされた串カツ、鶏の照り焼き、たこ形ウインナー、イカだんご、いんげん、串だんご、ひろうす、福神漬けなど。コテコテの大阪という内容ですね。
気になる調製元ですが、高槻にある一富士ケータリング。大阪難波駅では左下のように大々的に売られていました。右下の画像は乗車した近鉄アーバンライナー。終着である近鉄名古屋駅でのスナップです。
「BILLIKEN辨當」の全体画像です。食べてしまうのが勿体ないですね。
蓋の裏には願い事が書けるようになっていました。さすが大阪らしく無駄のない演出ですね。
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