ガチャコン駅弁の旅
〜その3〜
2006年11月19日、近江鉄道のサイクルトレイン利用促進イベントで売られた1日限りの駅弁を手にした私は、そのまま近江鉄道のギャラリートレインで貴生川まで行き、そこからJR草津線に乗り換えて、草津に抜けました。ここでは2006年9月23日より日本初のナマズ駅弁である「照焼なまず弁当」が売り出されています。
草津線ホームの南洋軒売店で予約して購入の「照焼なまず弁当」980円。ポスターには「日本初の味わい」と書かれています。
14時過ぎに到着しましたが、この日は予約なしでも買えたようです。下の画像の右上にあります。(2009年現在、この売店はなくなりました。駅弁販売は改札外コンコースのみ。「照焼なまず弁当」は予約のみです。)
実際に食べてみると、白身で淡白ですが、案外やわらかくて、プリプリで弾力のある食感がなかなかです。そのなまずを特製のタレで照焼にして、タレの染みこんだごはんの上に敷かれた錦糸玉子の上に5切れほどありました。奈良漬けや紅ショウガも添えられています。嬉しいことに加熱式なので、アツアツが食べられます。
パッケージには4コマ漫画が載せられ、食通のおじさんが最後に「淡白でくせがないのにしっかりした味わい。最高じゃ〜!」と叫んでいます。
微妙に「土臭さ」は感じられるものの、気になるほどではありません。「ナマズ」と言われなければ気づかないでしょう。柔らかい白身魚の味と思っていいのではと思いました。
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