ガチャコン駅弁の旅
〜その4・終〜
2006年11月19日。米原から新幹線で1駅の京都駅に至るまで、近江鉄道で五箇荘、貴生川を経由し、JR草津線で草津に抜け、東海道本線に乗り換えてやっと到着しました。今回の旅のフィナーレは経木折の古風な駅弁「鯛めし」で締めくくります。
1997年、近未来的な駅舎に生まれ変わった京都駅は、もはや「和風」の象徴とは言い難いいでたちに様変わりしています。来月に迫った西洋のお祭りの雰囲気を漂わせつつ、クリスマスリースや吹き抜けにそびえ立つ巨大クリスマスツリーが妙に似合っています。
しかし、京都駅には和風で古風な雰囲気を持つものも残っています。そのひとつが「萩乃家」の駅弁です。今回は「鯛めし」を購入しました。2009年現在、「萩乃家」の駅弁は京都駅のJR東海エリア(東海道新幹線エリア)でのみ売られています。ご注意下さい。
菱形の容器がいいですね。フタも含めて総経木折です。掛け紙も薄手で、いかにも和風。
鯛の煮汁をかけたごはんの上にほぐし身と、桜鯛の焼き切り身が2つ載っています。おかずは紅白蒲鉾、鶏ゴボウ巻き、蕗などの野菜の煮物、和菓子(今回は柿をイメージ)など、7種類。どれも上品に仕上がっています。
特に焼き鯛は香ばしくて美味しかったです。ほぐし身もしっとりしていて鯛の風味がよくわかりました。
「ガチャコン駅弁の旅」に最後までお付き合い下さり、どうもありがとうございました。
「駅弁の小窓」近畿の駅弁リストに戻る
「駅弁の小窓」駅弁行脚インデックスページへ戻る
「駅弁の小窓」トップページに戻る
この駅弁行脚を最初から見る
[PR]
ポイントサイト
[PR]
NINJA