さらば土日きっぷの駅弁旅〜その3〜

2010年3月6日から7日にかけて、土日きっぷの惜別旅に出ました。土日きっぷのフリーエリアを少し出た糸魚川から再び直江津に戻り、信越線で南下して長野駅へ。さらに新幹線で上田まで行き、しなの鉄道に乗り換えて軽井沢駅に着きました。

     

しなの鉄道には上の画像の115系電車の他、なんと169系が現役で走っています。169系は戸倉駅で休んでいるのを見かけましたが、写真に撮ることは叶いませんでした。これらの車両は昭和時代のものばかりで、特に169系についてはいったいいつまで走れるのか心配になってきますが、どう考えてもそう長くはないでしょう。さて、軽井沢には新作だというサンドイッチがありました。下は2010年3月6日、軽井沢駅で購入した「上州豚黄金カツサンド」750円。

    

750円という値段は決して安くありません。しかし、値段以上の満足感が得られます。よくカツサンドでは両端のカツが小さいことがありますが、このカツサンドはそういうこともなく、それだけで良心的なことがわかります。肉質がとても柔らかく、ソースがよく馴染んでいます。パンもしっとりしていて、もちもちと美味しい。間違いなく私の知る限り、日本一の駅弁カツサンドイッチだと思います。

    

こんなしゃれた駅弁もあります。下は2004年8月29日、横川駅で購入した「EF63動輪」。EF63もまた碓氷峠の「郷愁さそう」車両です。

            

決して私たちの記憶から消えることのない、かつて碓氷峠で活躍したEF63の動輪に見立てた駅弁。要するに一口ヒレカツに青菜ごはんのお弁当です。

    

細かいところにも気配りが行き届いており、さすがにおぎのやさんのお弁当はひと味違いますね。

    

さて、2010年3月6日に戻ります。「上州豚黄金カツサンド」を優雅な気持ちで食べていると、やがて新幹線「あさま」は高崎駅を通過していきました。次の停車駅は大宮です。

    

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