日本縦断駅弁行脚
〜北海道編2〜
2006年7月24日、南千歳駅から乗車した「北斗14号」は初夏の北海道の大草原や海を眺めながら軽快に走ってゆきます。洞爺駅のホームで昔ながらの名物駅弁を受け取りました。
2006年7月24日、洞爺駅で購入した「鮭めし」。掛け紙の北海道がグッドです。「駅弁」マークも付きました。
ご覧の通り、鮭のほぐし身とイクラの親子弁当。錦糸玉子も入って色鮮やかに仕上がっています。
市販の鮭フレークではなく、ちゃんとほぐしているような感じがするのがいかにも現地の駅弁。
実は鮭の中に竹の子が入っていて、この食感がとても楽しいです。
左下の掛け紙は1975〜85年くらいのものですが、右下のように2002年頃でもほぼ同じ絵柄の掛け紙を使用しています。「銀毛」と呼ばれる鮭の中でも脂が乗っている高級な鮭の身だけを使用し、千切竹の子と混ぜ合わせ味付けをした上で、かにめしのように味付け椎茸を放射線状に配置していたようです。現在は椎茸がなくなりました。
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