日本縦断駅弁行脚
〜北海道編3〜
2006年7月24日、北斗14号は長万部駅にさしかかりました。ここは「かにめし」が有名ですが、今回はより北海道らしさを演出している「蝦夷めし」をいただきます。
長万部駅ではたったの1分停車でしたが、無事に乗車口デッキで受け取りました。
この駅弁は長万部の良心といった感じのするお弁当です。なぜなら、「かにめし」プラスアルファの内容であり、なおかつホタテなどの食材が新鮮だと感じられるからです。ホタテは噛むと歯切れよく、旨味がにじみ出てくるようです。
ワカメの佃煮もいい。今や北海道に本当に来たな〜って強く実感させてくれる、数少ない駅弁なのかも知れません。
なんかこう、帆立が目で、梅干しが鼻、鮭が口のように見えてくると、なんともユーモラスな人の顔です。そう見えてしまうのは私だけでしょうか。
下は2005年10月、はやしさんが長万部駅にて無予約で購入。携帯画像を提供いただきました。どうもありがとうございます。
はやしさんは「蝦夷めしの下の部分は鮭です、鮭飯と同じ鮭のフライだと思います。かなやさんの駅弁はどれもとても美味しく、お好み弁当(洋風)を食べて以来ハマってしまい、かにめし、鮭飯、お好み弁当、お好み弁当(洋風)、御飯(おにぎり)とひと通り食べていましたので、これで全て食べた事になります。お店の方もとても親切で一つだけでも晩遅くに作って貰えるので、こちらもダイヤが悪くなってでも買い求めております。」とコメントして下さいました。道内時刻表にあってもなかなか買えないというレア駅弁のようです。
乗車中の特急列車は「八雲」に停車。終着駅の函館はもうすぐそこです。
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