北海道三味旅 〜その1〜

2008年12月23日〜24日の1泊2日、家族全員で北海道を旅しました。家族サービスが中心で駅弁メインの旅ではないため、旭川に訪れながらも駅弁を買わないなど、「駅弁行脚」と呼ぶにはふさわしくないかもしれませんが、それでも駅弁で「北海道の三味(みっつの味=ほっけ、カニ、ジンギスカン)」は押さえました。くれぐれも「三昧(ざんまい)」ではありません。それでは順を追って紹介いたしましょう。因みに左下の画像は札幌駅に到着する快速エアポートライナー。右下はバスの車窓から見た富良野線のディーゼルカー(西神楽駅付近)です。

     

下は2008年12月24日、札幌駅コンビニキヨスクで購入した「ほっけの蒲焼き弁当」780円。キヨスクでは2008年10月頃から毎日販売していると言うことです。

    

コンビニキヨスクではこんな感じで売られていました。1日2個しか置かないそうです。因みに水曜日でしたので岩見沢駅「釜めし」(金・土・日に販売と確認しました)は置いてませんでした。

    

中身です。タレをからめたほっけの蒲焼きが2切れ。道北産の真ホッケを使用しているそうです。骨抜きの切り身を柔らかく煮てあります。電子レンジで温めたらどんなに美味しいだろうと思いましたが、冷えていてもタレが煮こごり状態で美味でした。

    

姫竹、菜の花の醤油煮、焼きねぎ、絹さや、生麩、紅ショウガなどが錦糸玉子の上に載り、彩りも鮮やか。つめだれと山椒が付いていますので、かけてみました。これは見るからに旨そうです。

    

新千歳空港行き快速エアポートライナーのUシートでいただきました。雪景色を車窓に見ながらのホッケ駅弁。ほっけがメインの駅弁は、私の記憶が定かならば水戸駅「みなとの焼き魚弁当」以来だと思いますが、「ほっけ」が駅弁名になっているのは日本初ではないでしょうか。

    

製造者は「あすかフード・クリエイト」。千歳の海産物製造販売会社ですが、新千歳空港の空弁に参入し、札幌駅のキヨスクにも進出したようです。実際、新千歳空港の空弁道場(左下)や出発ロビー待合室売店(右下)でも売られていました。「駅弁」と言うよりも「空弁」と言った方が良いかも知れません。

     

角度を変えて写すと分かるように、この弁当の良さは野菜が充実していることもポイントです。発売当初はホクホクの道産いもが入っていたみたいですが、ぜひ復活して欲しいものです。

    

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