冬の北海道駅弁旅 〜その6〜

2015年1月30日から2月1日までの2泊3日、大寒波で道東が交通麻痺した悪天候の中、計画の変更を余儀なくされました。最終日の2月1日、宿泊していた旭川から深川を経て小樽へと「スーパカムイ」「エアポート」を乗り継ぎました。

   

上と下は2015年2月1日、小樽駅で購入した「おたる散策の小路」1050円。おそらく初めて見た駅弁でした。快速エアポートのuシートでいただきました。

   

小豆おこわとウニ、シシャモ卵、カニが混ざった寿司飯おにぎりをメーンに厚焼き玉子、パーム貝、えび天ぷら、ちくわ天ぷら、大根煮、小芋の巾着煮、鰊巻き、細竹煮、しそ団子、栗の甘露煮、奈良漬けなど、海鮮幕の内風お弁当でした。

   

行き帰りの電車の中で。道東の交通麻痺をもたらし、そのまま停滞していた低気圧と大寒気のせいで、海はかなり荒れていました。

    

新千歳空港から乗車したスーパー北斗の車内で長万部駅「かにめし」1080円をいただき、森駅で下車しました。

    

下は2015年2月1日、小樽駅で購入した「復刻版とりめし明治の汽笛」850円。昔あった「とりめし」の復刻版のようです・

   

内容は全国どこにでもあるような鶏のそぼろに玉子そぼろ、そして鶏の照り焼きに隠元などの添え物と香の物が入った駅弁でした。森駅の待合室で賞味しました。

   

そして、下は2015年2月1日、小樽駅で購入した「薫煙さばハスカップ寿し」700円。2011年の新作だそうです。こちらは土産として自宅に帰ってから家族でつつきました。

   

ブルーベリーに似たハスカップから造る酢と果汁をすし飯に加えたそうです。ほんのり甘酸っぱい感じです。鯖は冷薫という30度以下の低い温度で、ナラとサクラのチップを使っていぶしているとか。

   

森駅からは鹿部経由のキハ40に乗り込みました。気づくと車内は私一人だけに。ボックスを占領して足を投げ出し、噴火湾を遠くに見ながらサッポロクラシックと森の「いかめし」650円をちびりちびり。これは至高の時間です。

    

いかの急騰でワンコインだった2年前から段階的に値上がりし、ついに650円となってしまいましたが、美味しいのには変わりがありません。列車は終着駅の函館に向けてゴトンゴトンとゆっくり走ります。

    

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