冬の北海道駅弁旅 〜その7・終〜

2015年1月30日に空路で稚内入りして2泊3日の北海道縦断の旅。大寒波で道東が交通麻痺した悪天候の中、計画の変更を余儀なくされましたが、2月1日の夜、函館から空路で帰ります。その前に絶対食べておきたい函館のソウルフードとは。。。

   

上の画像は函館駅前バスターミナルの横にあった光のトンネル。そして下は2015年2月1日、函館駅で購入した「鰊みがき弁当」880円。

   

夕方買いましたが、まだ温かかったです。人気の駅弁なので何回か補充があるのでしょうか。前回来たときには2013年だったと記憶していますが、この時は18時に補充していました。

   

いつ来ても変わらない味。海峡の町に降り立ったときにしか食べられない、特別な味です。旅人は「北海道に来たのだ」と感じ、函館の人は「帰ってきたんだ」と思わせる味なのでしょう。

   

下は2006年7月24日、函館駅で購入した「鰊みがき弁当」。

   

函館駅で購入しつつ、賞味したのは東海道新幹線の中。お腹がいっぱいだったもので、現地では食べる余裕がありませんでした。

   

みがき鰊の甘露煮が3切れ、そして数の子が3腹。その下には茎わかめ。大根は味噌漬け。たったそれだけのものがご飯の上に載っているだけ。しかし、これが悲しいくらいに旨い。泣かせる旨さと言った方が正しいでしょう。

   

鰊の甘露煮のこの色を見れば、どんなに旨いのか想像がつくというものでしょう。数の子の味付けは薄めです。

   

実はこの駅弁は1983年頃より何回となく購入しています。下は2008年1月20日、京王駅弁大会で購入。

   

身欠き鰊の甘露煮と味付け数の子を御飯に盛っててある、いわゆる「親子弁当」です。肉厚の鰊はコクがあって非常に私好みの味です。

   

下は1980年代後半1月4日に横浜高島屋の駅弁大会で購入。函館生まれの人にとって、この駅弁はとても思い入れがあるようで、元同僚で定年退職したある人は、函館の実家から再びこちら(静岡)に帰ってくるときには、必ず青函連絡船の中でも青函トンネルの中でも、この駅弁を食べて故郷にしばしのお別れをしたと言うことでした。

     

ここから再び2015年2月1日の話に戻ります。JR北海道の車内広報誌2015年2月号「駅弁紀行」に「豚わっぱ飯」1000円という駅弁が掲載されていました。2014年に登場したとか。そこで、当日のことでしたが、予約して購入しました。

   

森町アグロ農場で育ったSPF豚を120グラムも使用しているそうです。しかも二度焼きして、ご飯の上に載せてからタレを塗っているらしいです。花にんじんとごぼうの天ぷら、柴漬が箸休めです。

   

山椒をかけていただくと、蒲焼きを食べているような気がしてきます。

   

以下は家族へのお土産に買った駅弁です。たまたま節分の直前でしたので運良く出会えました。

   

上と下は2015年2月1日、函館駅で購入した「駅弁屋さんの海鮮恵方巻」580円と「駅弁屋さんのはこだて和牛恵方巻」580円。海鮮にはズワイガニ、トビッコ、スモークサーモントラウトまで入っていました。

    

北海道縦断の駅弁旅2015冬に最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。

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