寒波の北海道駅弁旅 〜その3〜

2011年12月22日から26日までの4泊5日、「クリスマス寒波」と呼ばれた悪天候の中、我ながら交通マヒをうまくかいくぐって、なんとかほぼ予定通りに北海道を一周できました。12月24日は朝6時に旭川を出発して稚内を往復し、約30分遅れで再び12時間後に旭川駅へ戻りました。

     

上の画像は高架化が完成した旭川駅のホームに佇む旧国鉄型電車。昭和の雰囲気を感じさせます。さて、旭川駅弁は2011年12月23日の夜にはどこで売られているのか見つけられませんでした。それは翌朝も同様だったのですが、やっと24日の夜に見つけました。西口と東口に挟まれた、駅の中央部分ではあるけれどもあまり人が通らないと思われる待合室近くでした。これでは見つけにくいです。そこに残っていた幕の内弁当である「旭岳べんとう」890円を買いました。

     

内容はリニューアルされ、「いかめし」がなくなってしまったのは残念です。留萌から深川に戻る最終列車の中でいただきました。

     

では、以前はどうだったかというと、下は2005年7月22日に旭川駅で購入した「旭岳べんとう」。鰊甘露煮、カニ爪フライ、いかめしなどが入った北国らしい幕の内弁当。掛け紙には旭川市の鳥であるキレンジャクが描かれています。

     

再び2011年12月24日の話に戻しますが、内容は赤魚照り焼き、鶏の唐揚げ、おからと豆のサラダ、竹の子や人参、がんもなどの煮物、味付け山ぶき、海老フライ、厚焼き玉子、牛蒡と人参のきんぴら、鶏肉団子、生姜の醤油漬け、酢蓮根など。個人的にいちばん美味しく感じたのは小さなパックに入った生姜の醤油漬けでした。

     

左下は特急サロベツを旭川で降りて寄り道していた留萌駅の駅名標。右下は留萌本線の始発となる深川駅に停車中の留萌行き気動車。深川の駅弁売店はすでに閉まっている時間帯でした。

    

次は旭川から東進して、石北本線にある駅弁をご紹介しましょう。

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