２０１５年１月３０日から２月１日までの２泊３日、大寒波で道東が交通麻痺した悪天候の中、計画の変更を余儀なくされました。１月３１日は釧路から網走に抜けて旭川へ行く予定でした｡しかし、花咲線も釧網線も暴風雪のため、終日運休に。仕方ないですが、特急オホーツクで車内弁当を事前予約していたので、旭川駅まで受け取りに行きました｡
定刻通り１７時１２分に旭川駅に到着した「オホーツク６号」の客室乗務員から予約していた駅弁を受け取り､見送りました。そして、今や絶滅危惧種となった国鉄型７１１系急行型電車の中で確認します｡
今回事前予約したのは網走セントラルホテル調製の網走駅「あばしり豚丼」８８０円、モリヤ商店の網走駅「帆立弁当」９００円、そして網走セントラルホテル調製の網走駅「オホーツクサンドイッチ」コーヒーなし６００円、さらにサッポロビールクラシック３５０ｍｌの２７０円でしたが、この日の釧網線終日運休により網走から乗車できなくなり、代わりに旭川で受け取りたいことをＪＲ北海道客室乗務員センターに電話で伝えた際、遠軽駅の岡村商店「かにめし」１０００円も買いたかったことを告げたところ、それも取り置きしてもらえることになりました。先方としては自社線の終日運休により、指定券等のキャンセルも相次いだからなのか､「そこまでしていただいてありがとうございます」と感謝されてしまいましたが、逆に自分としては趣味を貫く上での行動でしたので､かえって気恥ずかしくなってしまいました。いずれにせよ、予定通りに駅弁が受け取れて、双方にとっては良かったと思います｡
というわけで、結果的には「オホーツク６号」に網走から乗車したのと同じ駅弁をゲットできたので、駅弁趣味的には全く支障がありませんでした。ただ、３年ぶりの冬の釧路湿原も見たかったし､知床斜里あたりのオホーツク海に迫る流氷も見てみたかったです｡
さて、下は２０１５年１月３１日、オホーツク６号の客室乗務員より予約購入した網走セントラルホテル調製の網走駅「あばしり豚丼」８８０円。
知床ポークを使用し､その上に大根おろしや野菜、辛子を載せ、さらに特製タレをかけていただくという、上り特急オホーツク限定車内弁当。予約は２日前までに０１１−２６１−６８１９ＪＲ北海道客室乗務員センターへ。
知床ポークはバラ肉のような部位を薄切りにして焼いたものが、ごはんとグリンピースの上に載っていました｡
そして、特製タレというのが、完熟またたびを使用しているのだそうです｡フルーティーな味がするのはそのためです。
最初は何もつけずにそのまま、そして２回目が大根おろしや野菜､タレをつけてかき混ぜるという２通りの食べ方が楽しめます｡
続いて、下は２０１５年１月３１日、オホーツク６号の客室乗務員より予約購入した遠軽駅「かにめし」１０００円。３年ぶりに賞味しました。火事になってしまい、そのまま廃業するかとも思われましたが､見事に復活。紅ショウガを散らし､胡椒の香りが漂うカニ飯は、まさにオンリーワンという感じ｡いつまでも頑張って欲しい駅弁です｡
さらに、下は２０１５年１月３１日、オホーツク６号の客室乗務員より予約購入した網走駅「帆立弁当」９００円。帆立は小粒ですし､椎茸弁当かと思えるほど主役としては霞んでしまっていますが､炊き込みご飯も美味しいし､帆立もオホーツク産の帆立の甘露煮ですから、新鮮で美味しいのです｡真ん中にちょこんと小梅が載っているのがアクセント｡北海道内でもベスト５に入る美味しさだと私は思います｡
最後に､下は２０１５年１月３１日、オホーツク６号の客室乗務員より予約購入した網走駅「オホーツクサンドイッチ」。コーヒーなしだと６００円です。ありだと７００円。とにかく旨いからいつも買ってしまいます｡スモークサーモンに生ハム、クリームチーズ。北海道らしい食材も入っていますし､駅弁サンドイッチとしては全国でベスト３に入るのではないでしょうか｡
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