信越ETC割引どら弁旅〜その5・終〜 

2009年3月28日から全国の高速道路で施行された特別割引の恩恵を受けようと、GW最終日の2009年5月6日、糸魚川まで往復800qの日帰り旅行しました。その帰り道、行きに下りSAで予約しておいた姨捨山SAの土日限定どら弁当を上りの売店で受け取りました。

      

鉄道駅の姨捨は、そこから見る景色が日本三大車窓の1つということになっていますが、この日はあいにくの雨天でパノラマが今一つ。それでも千曲川が見えているのは救いです。上の画像は朝8時過ぎに長野道の下り姨捨SAから撮影したものです。そして、下は16時半過ぎに下り姨捨SAから撮影したもの。900円のどら弁当、姨捨山の「田毎の月」弁当です。

      

予約は下りが諏訪バス026−274−2982、上りがアルピコレストラン姨捨026−274−2981。どら弁当は土日限定で、朝9時半くらいの搬入です。調製元は長野駅弁に参入している「ちくま」。

      

春に水が張られた棚田に映る月を「田毎の月」と言うそうで、姨捨は悲しい姨捨伝説だけでなく、名月の地としても有名です。その「田毎の月」にちなんだお弁当がこれ。容器を6つの正方形に仕切り、棚田に映る月に見立てたそうです。下の長細い仕切りは千曲川でしょうか。

      

茄子、野沢菜、切り干し大根などが入ったおやき(今回は切り干し大根が当たりました)に、小芋の田楽、煮玉子、小布施で有名な栗おこわ、さらに山菜おこわ、ごまのせご飯。以上が6つの月です。その他のおかずは信州サーモン味噌焼き、松代の福味鶏を使用した照り焼き、信州エリンギフライ、野沢菜漬け、長芋の梅酢漬け、そしてアンズのシロップ漬けです。

      

この旅で、中央道河口湖インターから北陸道糸魚川インターまで走ると、本来ならば7000円を超える料金(ナビは須走インターから「料金は8140円です」としゃべっていた)が、出口で「割引 1000円」と表示された時には何とも言えない嬉しさが込み上げてきました。たった2年間の特別措置とは言え(対抗する某党が政権を取れば高速はすべてタダ)、本当に嬉しい施策です。また、GW最終日だったにもかかわらず、一度も渋滞せずに走れたのもラッキーでした。2009年5月からは中央道の談合坂SAに速弁が復活しましたし、皆さんもぜひこの特別割引を利用してみてはいかがでしょうか。

   トップページへ戻る 速弁・どら弁当のページに戻る

    駅弁行脚インデックスに戻る   この駅弁行脚の最初に戻る