夏とやま駅弁ぶらり旅
〜その3〜
2012年8月7日から13日まで、1週間ほど富山県内に滞在しました。富山県で最も人気がある観光地は黒部峡谷だそうで、富山地方鉄道の宇奈月温泉駅や隣の黒部峡谷鉄道宇奈月駅での駅弁販売状況は前から気になっていましたが、やっと現地調査の機会が巡ってきました。
まず、富山地鉄の宇奈月温泉駅ですが、橋上駅で構内に売店はあるものの小規模で、駅弁らしきものは何も売られていませんでした。なんか寂れた感じです。その代わり、駅前の土産物屋には下のような「鱒のすし」や「白えびのすし」もありましたが、道を隔てていますし、さすがに駅弁とは呼べないかなと思います。
一方、100メートルくらい離れた黒部峡谷鉄道の宇奈月温泉駅。こちらはさしずめ新幹線駅のような近代的な切符売り場に感動しました。また、客もそれなりにいますし、駅構内も広く、駅のヤードにも雰囲気があります。
ちょうど夕方にさしかかる便が出発していきました。
そして、大きな売店の中にはしっかり駅弁もありました。2012年8月9日に購入。先ほど宇奈月温泉駅の駅前で見たものと同じ「鱒のすし」1300円です。調製はやま茂。黒部市宇奈月温泉にある調製元のようです。「白えびのすし」は残念ながらありませんでした。
駅前には黒部川電気記念館があり、トロッコ列車のシミュレーション映像があるなど、とても楽しむことが出来ました。
せっかくですので、宇奈月駅の少し上を眺めた黒部峡谷の景色をどうぞ。右下は宇奈月ダムです。
もう一つ、これはおまけですが、立山黒部アルペンルートの玄関口である富山地方鉄道立山駅の駅弁はどうなっているのか、こちらにも興味がありました。そこで、2012年8月12日に実際に訪れてみると、幟もあって一瞬だけ期待。しかしながら、あったのは「ますの寿し」のおにぎりだけでした。気づいたら携帯でしか撮ってなく、画像が悪くてすみません。なお、ケーブル駅にも改札外は売店がないようです。
立山ケーブルに乗って黒部ダム方面まで行きたかったですが、今回は(宇奈月訪問もそうですが所用後の夕方に訪問したため)時間がありませんでした。観光はまたの機会にしたいと思います。また、氷見駅ですが、すでに2011年10月に確認していますが、土日のキヨスクは午前中までで、今回も訪れましたが、駅弁は確認していません。滑川駅についてはキヨスク自体がありませんでした。
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