うまい新潟駅弁合戦 〜その2〜

2009年11月22日、「うまさ ぎっしり 新潟」新潟デスティネーションに合わせ、新潟駅で新潟県内7社など計10社による「天地人駅弁合戦」が開催されました。透き通るような秋空の下、新潟駅を出発した北越4号は、磐越西線との分岐駅である新津駅に到着しました。

      

新潟駅では長い汽笛を空にこだまさせながら発車した「SLばんえつ物語号」を見送り、次に「きらきらうえつ号」を窓越しに見ながら「北越4号」で出発した私でしたが、新津駅に着く手前でキハ52らしきレトロ車両をを見つけ、慌ててシャッターを切りました。

      

こうして見てみると、新潟地区には昭和の鉄道がまだ残っていますね。しかし、そろそろ危ないという話もあるようなので、近いうちに乗りに来たいと改めて思いました。下は2009年11月22日、新潟駅万代口コンコースで開催された駅弁イベント「天地人駅弁合戦」で購入した「越後もちぶたとんかつ弁当」900円。調製は神尾弁当部です。

     

新潟県産コシヒカリのごはんの上に錦糸玉子を敷き、肉質が柔らかな越後もちぶたをトンカツにして、自家製味噌ダレを絡めて鎮座させた味噌カツのお弁当です。「たれかつ」ということもあって、衣はしっとりとしており、肉も歯切れがよいです。

     

パッケージにさりげなく書いてある「なじらね」は、「いかがですか?」と言う意味を持つ新潟の方言だそうです。付け合わせとして赤カブ漬け、山セリ。山セリはシャキシャキしていて箸休めとして美味しいです。

     

この「越後もちぶたとんかつ弁当」は、計10社が駅弁の味を競うコンテスト「天地人駅弁合戦」(8人の審査員による味・デザインの審査、20個の販売を競う「販売合戦」の合計得点での競技)において最もおいしいとされる「天」賞を獲得したそうです。


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