2006年3月7日購入。
「大人の休日シリーズ」の新潟駅弁です。「新潟美人(べっぴん)柳都御膳」。価格は1200円。
柳のしなやかさを思わせる緑色の紙風呂敷に包まれています。それを開けるとプラスチックではありながらも専用容器が現れました。
しおりを開くとおしながきになっていました。また、これぞ新潟美人である芸妓の写真が目を引くしおりも。そしてその裏には「柳都」の由来が書かれていました。新潟は古くから水と柳と堀の町と言われていたそうです。
中身です。ご飯は当然ながら新潟コシヒカリの新米。おかずで一番おいしかったのは脂がのった鮭カマの焼き物。カレイの旨煮も淡泊ながらも上品な味わいが楽しめます。
南蛮海老と三つ葉のかき揚げは濃いめの天つゆでいただきます。三つ葉独特の味がかなりいけます。また、佐渡産マイカの一夜干しを軽く焼いたものも歯ごたえがあって美味。あとは佐渡産の海老煮物や、人参、ごぼう、こんにゃく、魚だんご、帆立、カリフラワーなどの田舎煮しめ。
さらに、むき栗、かぶ漬、たくあんなど。正直な話、通販を用いて送ってもらったので(先方の駅弁屋さんの心配通り)相当荷崩れしていました。しかし、内容的には1200円以上の価値はある、素晴らしい駅弁です。
下は2006年3月5日、将棋仮面さんが購入した「柳都御膳」の中身画像です。こちらは現地で購入していますので具材が移動することなく丁寧に配置されています。将棋仮面さん、ありがとうございました。
ところで「柳都御膳」には佐渡の食材がふんだんに用いられていますが、昔はこんな駅弁もありました。「おけさ弁当」です。下は1969(昭和44)年の「おけさ弁当」。「郷土風味」と書いてあるので、越後米を使用し、鮭の塩焼きなどがおかずに入っているのでしょう。
下は1972年8月2日。幕の内弁当の「幕の内おけさ弁当」と名前を変えています。それでも「ディスカバージャパン」の時代。懐かしいですね。
下は2007年10月8日、将棋仮面さんが新潟駅で購入した「焼漬ぶりいくら弁当」。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。
「新潟三新軒で(2007年)8月1日から発売されていました。普段は行かない店(新潟駅構内にある)に立ち寄ってゲットしました。今日もビッグスワンにサッカーを見に行きましたが、去年までの楽天ファンの気持ちが痛いほど分かる結果となりました。」
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