元旦新潟親子旅 〜その2〜

2008年元旦、小2の息子と2人で雪遊びをしに正月パスを使って新潟方面を旅しました。最初に下車した新潟駅は予想に反して雪が全くなし。そこで行きがけに雪が積もっていたのを確認していた長岡駅に引き返しました。

    

長岡には魅力的な駅弁がいくつもありました。しかし、「越後物語」は前日の大晦日に終売してしまったようですし、新幹線ホーム限定お茶漬けの駅弁「鮭そぼろ弁当」で仕上げというのにもまだ早い時間帯でしたので、今回は2007年の夏に出て定番化したという池田屋さんイチオシの駅弁をまず賞味することにしました。

    

2008年1月1日、長岡駅で購入した「越後長岡喜作辨當」。JR20周年記念弁当として2007年8月より販売されましたが、12月に定番商品となったそうです。長岡野菜の「肴豆」のがんもどきを中心に季節ごとの長岡野菜を盛り込んだお弁当。リピーターの声で定番商品化が決まったというのは嬉しいことですね。

    

「肴豆がんもどき」というのは長岡で80年続く老舗の豆富屋「吉田屋」で作られているそうで、長岡野菜の独特な枝豆なのだそうですが、乾燥させて保存がきく豆だということで、一年中提供できる郷土の味だとか。

    

八幡巻き(トリゴボウ巻き)や、鮭の焼き物、厚焼き玉子、新潟県産のナスとショウガの味噌漬け、柿大福なども入っています。池田屋創業120周年を意識してレトロな雰囲気を持つ幕の内弁当に仕上がりました。

    

下は2009年1月18日、CHさんが長岡駅で購入した「越後長岡喜作辨當」。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。「中身が多少変わっています。野菜が変わっているほか、柿大福に代わって笹団子になっています。がんもどきはジューシーで美味しいです。笹団子もデザートに美味しくいただきました。 」

    

創業120周年の池田屋さんですが、最近は若者感覚で新駅弁をリリースしていることでも知られつつあります。2007年の京王駅弁大会で旋風を巻き起こした「多聞シェイクDE躍る鯛」は、2008年には「多音シェイクDE躍る鯛」に進化するというウワサもチラホラと耳に入っています。そんな進取の精神が旺盛な池田屋さんがかつて世に出したユニークな駅弁を1つご紹介しましょう。

下は2007年7月5日〜8月5日まで1日5食限定で販売された長岡駅「Sweets駅弁 まめ田屋」。1000円。調製元の池田屋さんが宣伝のため画像ならびに紹介文を送って下さいましたので貴重な資料として掲載させていただきます。

    

「Sweets駅弁:まめ田屋(まめだや)」とは…新潟県長岡市にある3つのお店
「駅弁の池田屋」 = 120年の伝統の味を持つ駅弁屋
「豆富の吉田屋」 = こだわりの国産豆100%使用の豆富屋
「mame cafe」   = 地元で人気のアジアンカフェ

…が、「まめ田屋」というチームを作り、それがそのままお弁当の名前になりました。「和風アフタヌーンティーセット」がコンセプトです。
お弁当のコンセプトは、地元の味!です。地元の食材もとても大切なものと思っております。ただ、それに加えまして…。 その土地で、地元の方に楽しんで頂くために、OPENされたお店も、充分に地元の味をいえるのでは…?…という考えのもと、同世代の仲間と協力した新感覚の駅弁を送り出すことにしました。
弊社が日頃、駅弁をご購入頂く皆様に新しい感覚としてご提供できればと思い、今回の運びとなりました。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

   

下記は、駅弁の内容です。

「 まめ田屋 memu 」

* 池田屋サンド *
池田屋伝統の味である牛肉のうま煮を隠し味と一緒にパンに挟みました!!  通常の「牛めし」ファンの方々へは、ちょっとしたサプライズ風味vvv
* おかずスコーン *
イギリスでは、ポピュラーなおかずスコーン。日本では、裏メニュー的な存在!? mame cafe仕様は、ベーコン&チーズ!       
* おからのブラウニー *
mame cafeレシピ×吉田屋のおいしいおから。 チョコの甘みとほろ苦さ、しっとり感が、大人の味!
* 豆乳スコーン:イチゴジャムつき *
吉田屋自慢のヘルシーな豆乳が、スコーンと合体! 何もつけなくても、ほんのり口の広がる甘さがクセに。 ご家庭で召し上がられる時は、ちょっと温めても◎!
* バナナケーキ *
mame cafeの定番人気!一口食べると、バナナの旨みがあっという間に広がります。根強いリピーター層多し!

これ以外に、★タグ(お弁当の名前と駅弁マークの入った物。アパレルのお店などで、洋服などについている物です)、
★フライヤー(おしながきなどが載った物です) がついております。

正式な駅弁名は「まめ田屋」。最近アイデアが次から次へと出てくる池田屋さんには今後の可能性が期待できる勢いを感じますね。

さて、私たち親子は雪遊びをしに新潟までやってきました。実は長岡駅では人と会う約束がありました。その方に案内されるまま、私たちは駅前ロータリーのちょっとした広場で雪だるまづくりをすることができました。そこではすでに左下のような「象」の像があり、長岡の人たちの茶目っ気に息子も大喜び。僕は雪だるまを作りたいと言ってせっせと作りはじめました。一緒に遊んでくれた方もウサギを作ってくれました。あとはトンネル、かまくらなど。。。楽しいひとときでした。

     

次の目的地は、行きしな吹雪いているのを目の当たりにした、さらに雪深い越後湯沢を目指します。


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