「おおね御膳」発売初日イベント

2005年12月1日午前10時30分、三島駅南口駅前広場で日本大学国際関係学部金谷ゼミの学生たちが「三嶋物語 おおね御膳」の初売りイベントを行いました。たまたま3時間ほど休みがとれた私も仕事を中抜けして駆けつけました。

      

10時20分、すでにNHKをはじめ、地元の民放テレビ局、大手新聞社、地元新聞社など、報道陣はスタンバイしていました。桃中軒のスタッフの方々も、対応に大わらわです。三島市役所の方々など、このコラボ駅弁に関わった関係者の方々も緊張が高まります。日大生たちも晴れの舞台にふさわしく、はっぴを着て準備を進めていました。

      

10時30分。さあ、販売開始です。飛ぶように売れています。用意した50本弱の第1便は、たったの5分で完売。売れなかったら駅弁スタイルで街を歩いて立ち売りしようとまで考えていた学生たちは、嬉しい誤算に歓声を上げています。

      

次の便が届くまで、学生たちは各報道陣からインタビュー攻めにあっていました。その光景を遠巻きに眺めていると、何を思ったのか、私にインタビューしてくる報道陣ならぬ金谷ゼミ生がいました。聞くと、卒業論文を「駅弁」テーマに書くとか。。。いやあ、嬉しいですねえ。若い人がもっともっと駅弁に興味をもって、この食文化を次世代に伝えて欲しいと、いつも願っている私にとって、「駅弁」が大学生の研究対象になるというのはこの上ない喜びでした。

      

さて、そうこうするうちに11時。第2便の到着です。さすが機転の利く学生たち。先ほど購入できなかったお客さんに、手書きの整理券を渡して対応していました。「テレビのニュースで見て、わざわざ(伊豆)長岡から来たのよ。」と学生に声をかけるおばあさんも。。。メディアの威力はホントすごいですね。

      

      

ここでもあっという間に完売。予定していたイベントでの150本を、実質10分で売り切ったのではないでしょうか。結局私はここでは買えそうになかったので、職場で頼まれていた6個を事前に他の売店からかき集めてもらい、なんとか事なきを得ました。

      

これが日本大学国際関係学部金谷ゼミの学生たちです。嬉しい卒業記念写真となりました。残念ながら私のデジカメのフレームに収まりきれなかった2名の学生さん、ゴメンナサイm(_ _)m

      

これは私の職場の正門から徒歩20秒のところにある畑での風景。イベントに出発する10分前に撮影しました。これは箱根だいこんではありませんが、三島の周辺には至るところにこのような冬の風物詩が見られます。

「箱根だいこん」は今、まさに旬。栄養と美味しさ、そしてだいこんに関わった人たちの愛情がたくさん詰まった箱根だいこんの駅弁「三嶋物語 おおね御膳」をぜひとも宜しくお願いします。



・・・ここから下はおまけです。

     

職場で5人から頼まれて合計6個も買い込んだ私。食べた感想を聞いてみました。

Aさん(男性・50代)
「これはいいね〜。桃中軒の弁当はいつも仕出しで食べているけど、フライとか唐揚げとか、揚げ物が多いじゃない。それが身体には重い時もある。でも、この駅弁はあっさりしていて、胃にも優しそうだよ。」

Bさん(女性・40代)
「これはおふくろの味というか、飾っていない感じのお弁当で、これならば旅行帰りに三島駅で、家の夕飯として家族に買っていってもいいなあと思った。とても工夫されているし、女性には絶対評判いいと思う。」

Cさん(女性・50代)
「私は駅弁は高いというイメージがあるから、いつも三島駅では680円の『奥駿河の磯ちらし』しか買わないのね。安くて美味しくて見た目も豪華というのが好きだから。でも、この駅弁も侮れないわ。地味のように見えても、手の込んでいるのが分かるから、実際に食べてみて、1000円出しても買う気になっちゃった。また食べてみたいので、今度は駅で買うつもり。この私が言うんだから、このお弁当は必ずヒットすると思うわ。」

Dさん(男性・40代)
「黒米は結構ボリュームあるね。見た感じ、男性には少ないかなと思えたけど、お餅も入っているし、腹持ちはいいと思う。薄味の地味な弁当を予想していたけど、肉もしっかり入っていて、これはいいと思うね。」

Eさん(女性・50代)
「作った人の顔が見えているお弁当って、安心できるよね。無農薬、無添加も嬉しい。パッケージもかわいいね。学生らしくて微笑ましい。お品書きで作った人たちの顔を見ながら食べるのって、楽しいし、おいしいね。」

上ちゃん(男性・40代)
「試食の時よりもごはんがモチモチしていておいしかった。大根のきんぴらもシャキシャキ、大根もちも大根の風味がしっかりとありました。私が意見をした花大根の漬け物は3枚に増え、心なしか厚さも増しましたね。でも、相変わらず黒米ごはんの保護色になっています。大根の葉に見立てた緑のバランの上に1,2枚重ねてできるだけ大根の形に近づけたらどうでしょう。そして、人参は直にごはんの上に載せた方が色鮮やかになり、見た目では主役の大根が格段に目立つと思うなぁ。。。でも、2回目に食べても美味しかったから、この駅弁は、本物です!!

      
       ↑2005年12月1日、三島駅にて購入した「三嶋物語おおね御膳」第1便


というわけで、すでに巷でも評判はよろしいようです。



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