2005年11月27日、ひのや駅弁大会で購入した「大間のマグロづけ炙り丼」。1680円。

   

大間産マグロの赤身を使用し、特製タレでつけ込んだ後、軽く火で炙ったものがごはんの上に載っています。言うなれば、高知駅の「かつおたたき弁当」が保冷剤なしで1日かけて輸送されたようなものですから、まずは駅弁屋さんの勇気に感謝すべきでしょう。
さて、この年の夏に食べた「きらきらみちのく弁当」の中にも漬けマグロの炙り焼きが入っていましたが、今回のはそれよりもさらに火を弱く入れてあるような感じです。たたき風の食感が楽しめますが、個人的には前者の火加減、または下に紹介するカジキマグロ駅弁の火加減の方が好みでした。

   

下は2005年10月15日、ひのや駅弁大会で購入。「カジキマグロ炙り焼き弁当」1050円。

   

「大間のマグロづけ炙り丼」に比べてマグロの質は劣りますが、それでも1050円なので、上の駅弁の姉妹品であり廉価版でも、それなりに期待できる「カジキマグロ炙り焼き弁当」でした。こちらは「こんがり風味豊かなステーキ風」という宣伝そのままの秀作駅弁だと思いました。冷めたままいただきましたが、マグロの風味ととろけるような食感が楽しめました。なお、2つとも2005年秋の新作駅弁のようです。

   


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