1970年代前半の7月14日。「特製お好み弁当」200円。1970年代前半のものでしょうか。
そして下は「明治百年」のロゴマークがあり、1968年(昭和43年)11月12日の「特製お好み弁当」150円。付近の名勝である昇仙峡が描かれています。単純に色違いですが、もしかすると7月の方は新緑をイメージした緑、そして11月は紅葉をイメージしたオレンジということになっているのかも知れません。弁当の内容はいわゆる幕の内弁当です。
下は1968年8月に肝高さんが撮影した甲府駅の駅弁販売の様子がわかる画像です。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。
「1966年(たぶん)8月、高架になる前の甲府駅です。 前後のカットからの推定ですが、多分14時16分の新宿行きの急行アルプスが出た後の光景みたいです。 左端に、立売りさんのトレーが台に載せられてますが、昼食時をかなり過ぎているせいか、缶入りの飲み物とかお土産用のお菓子が中心のようです。 (当時の甲府では、「葡萄羊羹」という、よくある小振りのゴム風船に詰められた羊羹、それに「月の雫」という、やや大粒の葡萄の実を砂糖でまぶしたお菓子がメインでした。もう少し東の大月あたりでは「笹子餅」。) 画面右の1番ホーム(そのさらに向こうが身延線のホーム)に、かすかに売店が見えます。 右側の低いガラスケースがアイスクリーム用。左側のやや高い位置のケースがお弁当用と思われます。」
「撮影日時(1966年8月)と、撮影位置は、上と同じで、反対側(韮崎方向)。ホームの部分を中心にトリミングしました。立売りさんの台が結構並んでいますが、次の急行(16時46分)まで、大分間があるせいか、のんびりと商品を補給してますね。」
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