2011年3月11日、未曾有の規模で甚大な被害を受けた東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)での犠牲者に対し、ご冥福をお祈りすると共に、被災された皆さまのご無事と、早期の復興をお祈り申し上げます。

今、私たちにできることは支援、募金、ボランティアなどです。
その紹介ページはこちらYahoo!ボランティア インターネット募金)  日本赤十字社


              

上の駅弁掛け紙には日付がありませんが、おそらく昭和14年11月25日の昼食だったのではないでしょうか。「国民精神総動員」「尽忠報国」「堅忍持久」という戦時標語の活字が躍っています。この掛け紙を暫くトップページにすることで戦時中の軍国主義を思い出せ、ということではなく、先日の首相の記者会見にもあったように、天災によって戦後ある意味で最も厳しい局面を迎えた日本という母国を再び甦らせるため、私たちがこの戦時下を思わせる逼迫した状況の中で、特に「堅忍持久」の精神で、お互いを思いやり、助け合い、支え合う気持ちでこの難局を乗り切っていきましょうという気持ちを純粋に表したいと思いました。このことにそれ以上の意味はありません。もし好意的に捉えていただける方が一人でもいらっしゃるなら、今できることから是非していきましょう。

私はたまたま帰省中の妻子が阪神大震災に遭ってしまい、そのショックから立ち直るのに家族だけでなく私自身も苦しんだという経験を持ちます。また、今年の1月には八戸から仙台まで、長閑で美しい景色を車窓に眺めながら三陸沿岸を鉄道旅行しました。それだけに今回のニュースから流れる悲惨な映像は心に突き刺さります。しかし、見ているだけでは何も変わりません。今も苦しんで助けを求めている被災者の方々に対して何かできることはあるはずです。すでに私が属している地域、職場、団体などで支援ボランティア活動や募金活動がスタートし、私もその一員として動きはじめました。

そして、私が出来るもう一つのこと、それは駅弁という趣味のサイトではありながらも、情報発信できる場を持っており、それを利用できるということです。このページでは支援ボランティアのご紹介をさせていただくと同時に、私は被災者の方々が再び「駅弁の小窓」をご覧になる日が訪れた時、少しでも希望を与えられるようなサイトでありたいと考えています。そして、被災者の方々が再び駅弁をお供に鉄道の旅ができるようになる日を信じ、夢見ることができるよう、できるかぎり今までと変わらない姿勢で駅弁情報を探して提供していきたいと考えるに至りました。

とは言えさすがに暫くは遠くに駅弁旅行するような気持ちも湧きません。そこで、掲示板が中心になるとは思いますが、常連様をはじめ、今後とも皆さまの変わりないご協力、ご投稿も併せて宜しくお願いいたします。

今、私たちにできることは支援、募金、ボランティアなどです。
その紹介ページはこちらYahoo!ボランティア インターネット募金) 日本赤十字社

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