大正10年4月13日午前5時。「上等御辨當」。長良川の鵜飼いや鮎の絵が細かく綺麗に描かれていますね。これが明治松木から昭和の戦前までに広く用いられた石版印刷の掛け紙です。左下の「御願ひ」の形式が大正後期の特徴のひとつでしょうか。
下は大正後期か。「岐阜名産鮎寿司」。色鮮やかに描かれた「鮎寿司」40銭です(30銭のところを訂正して40銭にしてあります。)。鮎の絵がないのは少し残念です。
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