昭和16年(昭和17年とも)から延べ4年間(5年間とも)、我孫子駅弁の弥生軒で働いていた天才画伯、「裸の大将」の山下清が描いた掛け紙。郷愁を誘います。

    

上も下も1980年代の掛け紙ですが、山下清画伯が戦時中に弥生軒さんを訪れ、約5年間当時の仕事を手伝ってくれた縁があって、掛け紙の原画を描いてくれたそうです。

      

弥生軒さんにお伺いしたところ、山下画伯は、とても几帳面で正直な方だったそうです。

               

山下清画伯の仕事は弥生軒から我孫子駅まで弁当の運搬だったということです。下は1970年代後半の頃の掛け紙。掛け紙は四季ごとに換えられたと言うことで、上は春バージョンらしく、下は秋バージョンでしょうか。

   

2009年京王駅弁大会「復刻弁当」として春バージョンの掛け紙と共に紹介されました。下は2009年1月8日、HNさんが京王駅弁大会初日に購入した「復刻おべんとう」。780円。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。

     

「今は、あまり言われなくなった幕の内三種の神器がメインで、何かなつかしい感じです。調製はNRE大増です。」

     

下は2009年1月10日、京王駅弁大会で復刻した「おべんとう」。掛け紙を昔のもののようにもう少し上手に印刷できれば良かったですね。

     

これが売られていた当時の中身まで復刻することはできなかったようです。

     

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