九州・弁&弁行脚 〜その4・終〜

2008年2月3日、前日より「SUNQパス北部九州版」を使用して九州北部を博多、日田、熊本、島原、長崎と旅してきました。このきっぷはバスが3日間乗り放題で、本来は8000円なのですが、私の住む地区だと通信販売6000円で事前購入ができます。路線バスだけでなく高速バスも利用でき、「船弁」&「バス弁」を購入するにも、とても便利なフリーパスでした。

長崎駅前を13時15分、1列3席の快適な「スーパーノンストップ便」で出発した私は、途中で居眠りしつつもバス旅を存分に楽しみ、ついに15時22分、天神バスセンターでの下車となりました。行程上2日間で4回このバスセンターを通りましたが、その度に「バス弁」の売り場を車内からチェックしていました。で、下車したのはこれが初めて。その目的は、3年半ぶりの「バス弁」購入です。


さて、「バス弁」購入の前に、そもそも「バス弁」っていつ頃に生まれたのでしょうか。ここでもまた過去を振り返ってみたいと思います。


2004年7月25日、天神バスセンターで「博多バス弁」を初購入しました。この時は600円のもの「竹」を購入。「博多バス弁」は2004年7月1日に販売開始されたばかり。松竹梅の3種類がありました。

   

場所は天神バスセンターの「出発口」に売っています。西鉄福岡駅に隣接していますが、福岡地下鉄から歩くと結構離れています。

      

この時には3種類あったのですが、購入したのは松竹梅の「竹」相当の弁当です。600円という値段を考えれば大満足。鶏肉の和え物や明太子などはとても宜しいお味でした。炊きこみ御飯も手抜きしてませんので、これはおすすめです。。。もちろん狭いバスの中でも食べやすいようにということからなのか、御飯は俵型になっていました。

    

下は2007年8月25日、CHさんが天神バスセンターで購入した「九州散策バス弁・梅」。価格は600円。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。

    

「2007年8月25日、西鉄天神バスセンター売店で購入。600円。御飯は鳥めしと白飯の2種類。おかずは基本的なものが多く、バスの中でも食べやすい。 西鉄バスセンターのバス弁は、600円は竹と梅、800円の松、1000円のスペシャルの4種類がありました。 」

  


というわけで、ここからが2008年2月3日、天神バスセンターでの話です。下はこの日に購入した「九州散策 博多天神 バス弁 デラックス」1000円。

   

下車時に購入したため、賞味したのはバス車内ではなく、新幹線車内です。次回はぜひ乗車時に購入して、高速バス車内で食べてみたいと思いました。その時はもちろん「SUNQパス」を使用し、今度は九州道のSAでも専用の弁当を探してみたいと思います。

   

「デラックス」の内容ですが、2004年にに私が買い、2007年にCHさんが購入された「竹」「梅」の600円よりは鶏の照り焼きや焼き魚などが入り、豪勢なおかずとなっています。

   

販売されている数は2004年時と比べ、増えているように感じられました。九州各地に向けて高速バスが発着する一大ターミナルならではの需要があるのでしょう。パッケージは「竹」・「梅」専用のものと、「松」・「デラックス」専用のものと、合計2種類があるようでした。

   

そしてまた、今回の旅は駅弁と言うよりは「船「バス」に焦点を当て、「弁当」の持つ可能性を実感できた旅でもありました。乗り物は何であれ、移動途中に車窓風景を楽しみつつ食べるお弁当を、昔も今も、どうやら日本人は好んでいるようです。こういう嗜好がこれからも続く限り、まだまだ駅弁も廃れないのでは。。。と、ちょっと明るく考えてみたのでした。


「九州・弁&弁行脚」に最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。


 速弁などのページに戻る  九州の駅弁リストに戻る  

 トップページへ戻る 駅弁行脚トップへ