下は2010年8月1日、佐伯駅で購入した「あなご柿の葉ずし」680円。

    

ちょうど7月31日から8月4日まで宮崎市内に連泊していたため、コロプラ乗り放題きっぷ南九州版の有効利用も兼ねて以前から気になりつつ下車できなかった佐伯駅で降り立ちました。

     

目当てのものは実は「雪ん子寿し」だったのですが、さすがに夕方6時過ぎでは完売。商品ケースのなかには「かわなみ」の「柿の葉ずし」があるだけでした。箱タイプのものもありましたが、以前、別府駅で購入した記憶(現在は大分駅、臼杵駅、佐伯駅のみ販売)があったので、今回は夜食にするためパックのものをチョイス。

    

珍しく「あなご」の柿の葉ずしを見つけました。但し、シールには「さけ5個」と書かれてしまっています。しかし、調製元の所在地をよく見ると「佐伯市」となっており、ならば佐伯の駅弁として紹介しておく必要があるかなと考えました。

    

大分から宮崎の延岡地方にかけて柿の葉寿司をよく駅売店で見ます。延岡の業者は奈良で修行したと聞きましたが、東九州では需要があるのでしょうね。関サバという素晴らしい鯖があっての組み合わせということもあるのでしょうか。

    

柿の葉のほのかな風味が何とも大人の嗜好にマッチしていますね。穴子も柔らかくて美味しいです。昔の人は海の幸と山の幸をうまく調和させたものですね。しかも3日はもつという保存性も嬉しいところ。

    

佐伯駅の1番線ホームに寿司桶を持った招き猫がいました。寿司桶の中が空っぽでしたので、ちょっとイタズラして佐伯駅で購入した「あなご柿の葉ずし」を入れて撮影してみました。それなりに面白い絵が出来ました。旅で出会った風景になるでしょうか?

    

 九州の駅弁リストに戻る  トップページへ戻る