2008年8月31日、佐伯駅に来ました。ここには「雪ん子寿し」が売られています。
下は2005年12月7日、別府駅で購入の「雪ん子寿し」。佐伯駅や大分駅でも売られています。
別府駅ではこんな感じて売られていました。駅弁の体裁をしていませんが、手に取りたくなりました。
400円。もともとは佐伯駅のキヨスクや「道の駅やよい」で売られていた寿司「雪ん子寿し」です。現在は製造、販売拠点となる「愛の里工房」が佐伯市本匠にオープンし、別府駅や大分駅でも売られる人気商品となりました。
平成13(2001)年、第14回きのこ料理コンクール全国大会のシイタケ料理の部に出品し、最優秀賞を受賞した寿司だけあって、一口食べただけでこれはうまいと思ってしまいました。
ホダ場の椎茸にうっすらと雪が積もるのをイメージしているそうです。大分名産の干し椎茸(佐伯市本匠産のものがこの寿司のルーツだそうです。)を水でもどし、足を取り除いて水炊きし、さらに醤油と砂糖で味付けし、汁気がなくなるまで煮込み、その後で三杯酢に漬け込んでおくそうです。
輪切りにした大根スライスは一夜塩漬けし、これも三杯酢に漬け込みます。寿司飯の上にわさびをつけ、その上に大葉を敷き、椎茸をのせて、最後に薄切り大根をかぶせてできあがりです。
ぬるぬるの椎茸がおいしくてたまりませんでした。正直、買って良かったと思いました。ラベルはシール式ですが、駅で売られるユニークな寿司なので、ぜひ駅弁として認めてあげたいです。
2008年5月2日、TBSテレビ系18時55分〜「ランキンの楽園」で放映された「ギャル曽根が食べまくって決める!全国47都道府県 激うま駅弁ランキン」では堂々の全国2位を獲得。ビックリしました。
この寿しが駅弁として認めてもらえたような気がして、このサイトでも紹介して良かったと思いました。
そして2008年5月4日、千葉へのお出かけから戻ってみると、1通のメールが。。。この「雪ん子寿し」を作っているおばあちゃま方が可愛がっている、犬のペロくんからでした。それはもう、初孫のように可愛がっているらしい、1998年4月10日生まれ 、なんと「駅弁の日」生まれのワンちゃんです。
なんでも、「ランキンの楽園」2位受賞を機に、
「雪ん子寿し成長日記」というブログを開設したとか。そして、雪ん子寿しも「さいき海の市場」から
インターネット販売が出来るようになったというお知らせでした。
今までの「雪ん子寿し」のキャッチフレーズが、「売れたら売れた分だけ赤字」っていうのは悲しかったですが、これからはきっと違うと思います。発売以来ずっと400円で頑張っている「雪ん子寿し」を、みなさんもぜひ応援してあげてください。私もさっそく3パック1200円を注文してしまいました。冷凍便で全国にどこへでも届くようです。
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