沖縄・旅弁巡り
〜その1〜
2012年12月22日から23日にかけて、沖縄県を旅しました。沖縄本島、石垣島、宮古島を訪れたので、この2日間で5回も飛行機に乗りました。今回は空の旅弁巡りです。まずは日本最西端の駅弁から。
上は2012年12月22日、那覇空港駅で購入した「油味噌かつサンド」630円。画像は首里駅です。「油味噌」は「アンダンスー」と読みます。那覇空港から連絡通路を通って道を挟んだ正面に、ゆいれーるの那覇空港駅があります。
那覇空港駅の改札を入った真正面で台売りしているのが製造者「オキコ」。改札の右側奥には「35 COFFEE」というコーヒーショップを構えています。
「油味噌かつサンド」を買うと「35 COFFEE」が無料になる時もあるそうなのですが、今回は声をかけられませんでしたので、いただきませんでした。因みに下の画像は2012年12月23日の夕方です。前日の午前中には「コーヒー無料」の看板はありませんでした。
さて、「あなたは日本最西端の駅弁を食べましたか。」と書かれていますが、「最南端」でもあるような気がします。なぜその表示をしないのか、それはおそらく「さかな(嶋活)」の壺川駅弁「海人がつくる壺川駅前弁当」を意識しているのだと思います。確かに地図上では壺川駅の方が南ですし。。。ただ、確認しましたが、「海人がつくる壺川駅前弁当」は壺川駅では売られていませんし、店舗も駅から離れ、しかも日曜日は休業ということでは、駅弁と呼ぶにはふさわしくないと思うのは私だけでしょうか?
さて、上はサンドイッチの蓋を開けると書かれていた内容です。「35 COFFEE」はサンゴ焙煎して出来たコーヒーで、売り上げの3.5%をサンゴ礁の保護に充てているとのことです。中身は下の通りです。蓋には「ゆいレール公認駅弁」とまず書かれ、「沖縄県産豚使用」、「沖縄の伝統的な保存食。お味噌を豚脂で炒めた甘辛い油味噌「アンダンスー」をたっぷりとからめたこだわりの沖縄風かつサンドです。」と書かれていました。
下の画像では、右端のサンドがまず特徴的です。これはコーヒークリームのサンドイッチです。程良いコーヒーの香りと甘さが、ちょっと辛めの「かつサンド」とうまくマッチしていると思いました。1日35個限定販売だそうで、毎日完売するそうです。22日は午前中に買いました。23日には18時前に買いましたが、私が購入したら台売りをたたんでいました。最後の1個だったのでしょうか。
このサンドイッチを持って、ゆいレールのフリーきっぷを片手に乗車してみました。2両編成なので混み合う区間もありますが、全線高架区間なので眺めは非常によいです。左下は那覇の新都心、おもろまち駅。乗車した最後尾から見た景色が右下の画像です。
左下はおもろまち駅を出発する那覇空港駅行き。右下は首里駅を出る先発列車。
左下の画像で、車内はこんな感じ。ロングシートがほとんどですが、一番前はかぶりつけます。右下の画像で、再び那覇空港駅に到着しました。
最後に味ですが、八丁味噌がやたら存在感をアピールしている名古屋の「みそかつ」とは全く違うものです。あくまでも「油味噌」を絡めた「かつサンド」であり、ソースもトンカツソースを使用し、しかもカレー風味なのです。私は「みそかつ」をそれほど好きでないので最初はあまり期待していませんでしたが、この「油味噌かつサンド」は普通のソースのカツサンドに近い、いわゆる洋食サンドイッチだと思います。だからコーヒーにも合うのでしょう。
次は生まれて初めての石垣島に飛びますが、その前に、その他の那覇空港の空弁を見てみましょう。
九州の駅弁リストに戻る
九州のお薦め駅弁に戻る
トップページへ戻る
駅弁行脚トップへ
空弁のページへ
[PR]
ポイントサイト
[PR]
結婚式
さらにこの旅を続ける