九州駅弁GP2012旅〜その3〜

2012年10月13日から14日にかけて、駆け足で北部九州を旅しました。10月より「九州駅弁グランプリ」が開催されており、新作駅弁も登場しています。10月13日、長崎空港からリムジンバスに乗って、長崎駅にやって来ました。

    

上と下は2012年10月13日、長崎駅で購入した「長崎みそテキ弁当」780円。調製元はテイストサプライ膳菜屋。天草梅肉ポークの肩ロースを使用した味噌テキの弁当ということです。島原鉄道の車内でいただきました。

    

「天草梅肉ポーク」は穀物に梅肉エキスを混ぜて給餅することで腸の働きが活性化し、ストレスが減るので肉質が向上した豚肉ということらしいです。なんか嘘みたいですが本当に効果があるらしく、世界特許のブランド豚肉になっているのだそうです。箸でも切れるほどに柔らかく、もち豚のように弾力があるということでした。実際に食べてみた感覚では、確かに普通の豚肉に比べると多少は柔らかく感じました。

    

下は2012年10月13日、長崎駅で購入した九州駅弁グランプリ対象駅弁「長崎ぶらぶら弁当」1000円。調製元はテイストサプライ膳菜屋。

    

この駅弁は九州新幹線鹿児島ルート全通の2011年3月に登場した駅弁で、長崎市に伝わる民謡「長崎ぶらぶら節」に因んで作られたとか。

    

この駅弁はひと言で言うと長崎の食材を活かした郷土料理です。「ハトシ」と呼ばれる、海老のすり身をパンで挟んで油で揚げたものが真ん中に位置しています。その他、長崎名物の角煮や中華エビ、鶏の南蛮揚げ、中華ちまきなどを卓袱風に盛り込んでいます。

    

ここでちょっと箸休め。この日は所用があったので、長崎の市電に乗って市内を移動しました。また、夕方の長崎駅ではキハ66・67の国鉄色に出会って感激しました。

     

また、夕方から島原鉄道に乗って島原に行ったのですが、島原駅の売店で過熱式の「普賢岳噴火まんじゅう」というのを見つけて驚嘆。災害をイメージしてしまうので、さすがに買う気にはなれませんでした。代わりに「いわしくろべえ」という鰯の薩摩揚げ風つまみを買って、有明海を眺めながらいただきました。

     



下は2012年10月13日、長崎駅で購入した「ながさき鯨すき弁当」1260円。新発売当初は1日10個だったらしいですが、2012年10月の時点では1日に3個しか入荷せず、補充もないそうなので、これが長崎駅でいちばん購入難易度が高い駅弁のようです。ちなみに「ながさき鯨カツ弁当」1050円も1日6個の納入とか。午前10時過ぎくらいに入ってくるようです。

    

「ながさき鯨すき弁当」は2012年1月19日から新発売された、くらさきとしては7年ぶりの新作駅弁。京王駅弁大会でも同時発売されました。と言うか、京王百貨店から新作を依頼され、京王駅弁大会に合わせて発売したという方が正しいようです。鯨肉のすき焼きがご飯の上に載り、おかずとしてはながさき鯨カツ・竜田揚げ、さらに鯨の赤焼きが載ります。

    

鯨の竜田揚げが小学校時代の給食に出ていた世代の私としては、大変懐かしい味です。玉子焼きに柴漬けが付け合わせでした。

    

下は長崎駅アミュプラザの2012年10月現在の駅弁ラインナップです。画像を小さくしてしまったので見にくいですが、ケースの上には鯨弁当2種が置かれています。ケースの上段の左側に11個も積まれているのは九州駅弁グランプリ対象駅弁「坂本屋角煮めし」750円。この駅弁は空弁として長崎空港の売店にもありました。その右側が九州駅弁グランプリ対象駅弁「長崎みそテキ弁当」、その右に「角ずし詰合せ」472円、右端は「角ずし」504円です。下段には左から「長崎街道」1050円、「龍馬弁当」1000円、「トルコライス」800円、九州駅弁グランプリ対象駅弁「長崎ぶらぶら弁当」1000円、「ちらし寿司」525円、「角ずし弁当」840円、「四季彩弁当」800円です。

    

「白いかもめ」に乗って、博多駅の九州駅弁スタジアムに向かいます。

    

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