あじさい電車の旅2008
毎年6月になると通勤の行き帰りに箱根山を眺めることが多くなります。そして、雨が降ったら思わず足を運んでしまいます。そんなわけで、2008年6月21日、箱根湯本駅にやってまいりました。今年は駅舎と駅前が工事中で、駅弁売り場も仮店舗となっていました。しかし、相変わらずの混雑ぶりです。
そして、見つけました。「あじさい電車弁当」。この日は午前中が仕事でしたので、午後2時に予約しておいたのですが、たくさん積まれていて安心。2007年のものから完全リニューアルしたようです。2008年6月11日〜7月13日までの期間限定で発売されます。1050円。
2008年バージョンは正方形の4分割。掛け紙は水彩画を採用しているようで、とても雰囲気が出ています。
さあ、それでは箱根湯本駅を出発です。客が多くて乗車制限をしていました。特に旧型電車は大人気です。モハ2形と呼ばれるブルーの「108」がモハ1形である「104」などに増結されて3両で運転されていました。
紫陽花はこの日はまだ早い感じ。箱根湯本駅の裏山こそ下のような感じでしたが、大平台駅や宮ノ下駅、彫刻の森駅が見頃になるのは6月下旬から7月中旬となりそうです。
大平台駅に来ました。やはりこの日(2008年6月21日)ではまだほとんど咲いていない状態です。
大平台駅のスイッチバックを満員の登山電車が行き違いしていきます。そろそろ腹が減ってきました。
ゆかりごはんに尾付えびクリーミーフライ、ささみ梅肉はさみ焼き、南瓜、人参、蒟蒻などの煮物、赤魚西京焼き、玉子焼き、鰊昆布巻き、はじかみ、水まんじゅうといった内容です。
ささみ梅肉はさみ焼きには大葉が入っており、夏らしくさっぱりした味に仕上がっていました。水まんじゅうも涼を感じさせます。
あじさい電車は2008年6月21日から7月13日まで、沿線のライトアップがなされます。ベルニナ、サンモリッツと呼ばれる新型車両も良いですが、やはり旧型の電車で沿線の紫陽花を観賞したいと思うのは私だけでしょうか。この日は旧型の電車を選んで強羅まで往復しました。
登山電車の側面についた「120」のロゴマーク。実は箱根登山鉄道は2008年に創業120周年を迎えました。最初は国府津〜小田原〜湯本間12.9キロの馬車鉄道だったということです。
左下は彫刻の森駅と強羅駅の間を走る旧型電車3連。右下は大平台駅の紫陽花の様子です。
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