下は2013年4月13日に購入した大船軒「お志すし」1200円。2013年4月10日の「駅弁の日」に際して、1913(大正2)年4月に現在の「鯵の押寿し」を販売開始してから100周年を記念して、「伝承鯵の押寿し」に大船軒に現存する最古の版木を用いた特別な掛け紙を付けた駅弁が大船駅で4月10日、13日、14日の3日間で各日100本、東京駅「駅弁屋祭」で10日から14日まで各日50本の数量限定にて販売されました。

       

この掛け紙は裏面に1914(大正3)年12月改正の列車時刻表が貼られていたそうで、つまり発売当時に使用されていた掛け紙である可能性が高いです。これを黒と赤のインクで、当時のように1枚1枚手刷りにしたそうです。写真には撮っていませんが、実際に売り場で見ると、インクが濃いものも薄いものも、かすれていたものもあって、やはり手刷りなんだと確認できました。

       

掛け紙の和紙は「鳥の子和紙」を使用したとのことです。比較的厚手の丈夫そうな紙です。

       

大船軒は2013年5月に創業115年を迎えます。今後も様々なイベントが繰り広げられることが期待されます。

       

かすれていますが、定価は「金拾銭」と書かれているように見えます。絵柄としては春らしい桜と、付近の案内としてお寺が書かれています。

       

小鯵からわずか2切れしか取れないという身はなかなかの肉厚です。しかも柔らかいです。通常バージョンよりは酢がまろやかだという気がします。

       

下は2003年12月2日、ロビンソン百貨店で購入した「特上鯵の押寿し」。小鯵からわずか二切れしかとれない身を伝統の合わせ酢でしめたものです。並の寿しに比べて肉厚なのと、押しがまろやかのような気がします。醤油につけることで旨味がより引き出される、贅沢な味わいの寿しです。

   

下は2008年6月29日、HNさんが東京駅旨囲門で購入した「特上鯵の押寿し鎌倉ものがたり25周年記念フェアバージョン」。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。

       

「久しぶりに東京駅「旨囲門」で駅弁を購入しました。大船軒「特上鰺乃押寿し」鎌倉ものがたり25周年記念フェアバージョンです。西岸良平氏のイラスト入りです。」

       

「中身は通常のものと同じです。大船軒では、鎌倉ものがたり25周年記念フェア商品として、他にも「押寿し食べくらべ」も発売しているようですが、これはJR駅では買えないので、江ノ電鎌倉駅か相鉄横浜駅で購入したいと思います。」

       

下は2007年11月16日、ノラ猫さんが大船駅で購入した「押寿し三昧」。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。

    

「大船駅構内大船軒北口弁当売店にて購入。950円。秋限定商品のはずですがまだ販売中でした。鯵の押寿し4貫、秋刀魚の押寿しと旬鯖の押寿しが各2貫、合計8貫の詰め合わせです。鯵と鯖の見分けがつき難いですが右2貫が鯖でした。」

      

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