日光発、春駅弁の旅 〜その3〜

2008年4月5日、東武日光駅から下今市駅で特急スペーシア「きぬ109号」に乗り換え、鬼怒川温泉駅へ。下今市駅では2007年に出された記念弁当を立売さんが一年経っても「記念弁当で〜す。いかがですか〜」と売り、鬼怒川温泉駅には油源の駅弁も置かれていました。

     

鬼怒川温泉駅でのお目当ては鬼平の駅弁です。公式サイトで下調べをしましたが、4種類のうち何一つ同じものが残っておらず、「鳥めし」は東武浅草駅と共通のもののようでした。「鬼怒川旅情」、「ぶらり鬼怒川旅の味」、「食彩鬼怒太」があり、今回は「鬼怒川旅情」と「ぶらり鬼怒川旅の味」を買いました。

   

2007年3月に出された素晴らしい内容の駅弁、つまり、JR東日本・東武鉄道特急列車直通運転一周年記念弁当「御弁当 鮎美」と比べてしまってはいけませんが、「ぶらり鬼怒川旅の味」750円に関しては野菜の煮物、焼き魚、豚肉の焼肉など、あまり地域色が感じられないものであり、せっかくの鬼怒川の個性を伝え切れていないのが残念でした。せめて山菜、そば、たまり漬でも入っていれば。。。今後にぜひ期待したいところです。

     

鬼怒川温泉駅で購入したもう1つの「鬼怒川旅情」900円については旅情が感じられる内容でしたので、少し安心しました。

   

ゆかりをまぶした白飯に、黒胡麻をまぶした赤飯おこわ。おかずは素朴な味がする旨煮風鶏の唐揚げ、そしてこの地方特産の日光ゆば。山あいの素朴な雰囲気が伝わってきます。

   

この駅弁を特急スペーシア「きぬ118号」に持ち込んで賞味します。栃木県をあとにする頃には関東平野の田園風景が広がってきます。

     


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