夏・ぐんま駅弁旅〜その1〜

2008年8月6日から9日にかけて、うだる暑さの続く群馬県内に滞在していました。体温を超す気温にはさすがに夏バテの危機が。。。しかし、それをものともしないような元気が出る駅弁を求めて、西に東に群馬を旅しました。まずは清流を見ながら涼を感じる、わたらせ渓谷鉄道トロッコ列車の弁当からどうぞ。

    

下は2008年8月8日、前日までに電話で予約したものの、所用が長引いて大間々駅でのトロッコ列車発車時刻に間に合わなかったため、調製元で受け取りに変更して無事手に入れることが出来た、わたらせ鉄道「トロッコ弁当」900円。

    

神戸(ごうど)駅のホームに隣接する「レストラン清流」で調製、販売しています。今回はこの「レストラン清流」の中でいただきました。通常はトロッコ列車発車時に大間々駅で受け取ることになります。

     

このレストランですが、かつて東武鉄道日光線で活躍していたロマンスカー「けごん」をホーム横に置き、車内にはテーブルを設置してレストランの体裁に整えています。

    

渡良瀬川に沿ってかなり山奥まで入っている場所にありますが、この日は線路からも熱気が感じられるほどの猛暑。レストラン車内の冷房が心地よいです。午前11時〜午後4時30分までの営業。弁当の予約は前日までに0277-97-3681へ。

    

さっそく「トロッコ弁当」をいただきましょう。ここで右下に注目。しっかりと蓋が閉まらないほどに盛り上がっているのはおかずのせいです。。。

    

開けてみたところ、なんと蓋を盛り上がらせていたのは舞茸の天ぷらでした。非常に良心的ですね。これは内容的にも期待できそうです。

    

大きな舞茸の天ぷらが3つ。さらにキノコごはん、トンカツ、甘い薩摩芋をはじめとした野菜の煮物、山クラゲ、ポテトサラダ、酢の物、漬け物、そしてフルーツが入っています。

    

蓋を押し上げるほどの舞茸の天ぷらのボリュームにはビックリ仰天。一口カツも美味しかったです。どのおかずも手作り感が漂っていました。

    

ついでに「きのこそば」600円もいただきました。ぬるぬるのナメコやヒラタケが美味でした。対岸のホームでは窓を全開にした通洞行きが「トロッコ弁当」購入客のためにしばらく停車し、列車交換もせずにまた出発していきました。

     

さらに、2009年12月23日、神戸駅の「レストラン清流」で購入した「やまと豚弁当」も紹介します。手ぬぐい付きです。水沼温泉で使いたいですね。

    

中身です。大根おろしのソースがほどよくからまって美味しいです。肉は薄めですが、この方がこの肉の柔らかさが堪能できます。

    

やまと豚だけでなく、舞茸も入っているのが嬉しいです。付け合わせには薩摩芋や香の物など。

    

この日も車両をそのまま使用したレストランの車内で賞味しました。右下は手ぬぐいです。

     

話を「トロッコ弁当」に戻します。2009年12月23日にも購入しましたので参考までに。舞茸の天ぷらの「もっこり」感がこの駅弁の魅力です。

    

ほらっ、蓋が閉まらないほどです。そして口に入れればサクッ、サクッとした歯触りがまさに至福の時。

    

こんなにも盛り上がっているのでした。この駅弁はぜひ現地で食べてくださいね。

    

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