房総ボロ車と駅弁旅
〜その2〜
2010年2月11日、ふと思い立って、2011年度末で房総半島から消えるかもしれないという113系スカ色のボロ車に乗りに行きました。勝浦駅まで「特急わかしお」だった普通列車に勝浦駅で乗り換えて安房鴨川駅へ。ボロ車にと期待したものの、209系に乗車。しかしすれ違うボロ列車に期待です。
左上は御宿、右上は浜金谷での画像です。駅弁は安房鴨川駅で2種類購入しました。下は2010年2月11日、安房鴨川駅のキヨスクで購入した「あさりめし」。400円。元京浜東北線209系車内のロングシートで賞味しました。5両編成の最後尾車両に乗っていましたが、乗客が私だけなのが幸いしました。
特筆すべきは400円という安さ。全く期待していなかったのですが、あさりご飯は具だくさんでびっくりしました。豚肉の串カツ、ゴボウ天、玉子焼き、白金豆、ひじき、昆布と、おかずもまあまあ入っています。
容器を含め、少し安っぽい感じはしますが、ご飯はおこげが当たり、手作り感がありました。何よりもこの時代に400円の駅弁を新発売させる勇気に拍手を贈りたいです。
そしてもう一つ、キヨスクで事前予約して購入した「おにぎりサンドさんが焼き」。祝日の13時過ぎに買いましたが、この日は店頭には「あさりめし」も含め、まだ十分残っていました。200円。しかしこの安さにもオドロキ。2010年の新商品のようです。
おにぎりというよりもライスバーガーですねこれは。ハンバーガーのように中がパカッと開きます。
鯖、鯵をたたいて味噌、生姜と混ぜてハンバーグのように焼いたのがこのさんが焼きのパテ。大葉を巻いて千切りキャベツにマヨネーズをかけて、そしてご飯に挟んであります。
これは絶対オススメです。うまいです。おやつにも最適。こんなに安くてうまいのに、なぜ土産に買わなかったのか、ものすごく後悔しました。
安房鴨川駅にはこんなお弁当もあります。2010年2月11日にもキヨスクにありましたが、下は2004年3月26日、安房鴨川駅のホーム売店(現在は閉鎖)で購入した「房総半島うにとさざえめし」。
ここで使用されているさざえはもしかすると輸入物なのかもしれませんが、ウニと合わせてたっぷりと炊きこみ御飯の上にのっており、とても満足できます。ひじきも外房の名産品だけ合ってひと味違う歯ごたえです。菜の花漬けやはじかみショウガ、錦糸玉子も添えられています。
下は2010年2月11日の画像です。内房線に入り、館山駅では「宴」とすれ違いました。そして五井駅まで209系でがまんしましたが、すれ違う普通電車がすべて113系なのは自分の運の良さなのかどうなのか。。。
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