1974年7月29日購入。 室蘭の親戚の家から、毎日のようにC57135号機をはじめとするSLの牽引する客車列車に乗って買いに行きました。 
シシャモというのはアイヌ語の「シュシュハム」から転じたもので、柳の葉の意味だそうです。大昔、天上から柳の葉が地上に落ちたとき、朽ち葉になるのを可哀想に思った神様が魚に変えたという伝説があるようです。
チップというのも「カパチェップ」、薄い魚の意味とか。和人はこれを「姫鱒」と名付けましたが、その名の通り鮭・鱒の中では最高の味と評判です。
この駅弁はこれらの魚を2つに割いて薄塩してから数時間おき、甘酢で調整した押し寿司です。

右は昭和44(1969)年5月25日。「マス」がない「シシャモ・チップ寿司」です。


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