道央駅弁の旅 〜その5〜

2005年7月23日、名寄から特急「スーパー宗谷」で深川まで来ました。

    

立ち食いそば屋に併設された駅弁売店には名物のウロコダンゴも含め、ローカル駅にしては種類も量も充実した駅弁が見られました。

    

    

ここには現在は土日限定の発売である「すずらん番屋めし」があります。

       

「番屋」とは北海道のにしん漁夫が使用する宿泊小屋のことを言います。そんなわけでこの駅弁は獲ったにしんでも入れるような大きな樽の中に、にしんとカズノコがたっぷり入った親子弁当です。その他のおかずとして卵焼き、板かまぼこ、しみ豆腐、たけのこ・にんじん・ふきの煮物、わらびなどが入っています。

    

まず驚くのは量の多さ、これで735円は絶対にお買い得です。ライラック8号に乗車中に食べようと思いましたが、食べきれないと判断したため、中身を撮影した後でいったん蓋をしちゃいました。にしんの甘露煮もすこぶる美味しいです。

    

噂通りの逸品ここにあり。腹ごなしをしてしっかり空腹となって、ゆっくりと味わいたい駅弁だと思います。

    

       

それにしてもこの駅、ちょっとやり過ぎですね。函館本線の時刻表は特急列車ばかりで普通列車は数えるほど。。。その分、駅弁が食べやすい環境ではありますが。かく言う私も普通を待つわけにもいかず札幌行「ライラック8号」に乗り込みました。いよいよ北海道を離れる時が近づいてきたのです。

    

  北海道の駅弁リストに戻る  この駅弁行脚の最初に戻る  

  さらにこの旅を続ける